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【NFT】OpenSeaのNFT作成・販売について語る際、最初に確認すべきこと(OpenSea Studio実装後の世界)

はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。

前回のお話

OpenSeaのNFT mint方式がOpenSea Studioに切り替わってから、約十日が経ちました。みなさん、いかがお過ごしですか?

え?方針どうするか悩んでます?引っ越し先探してます?コレクション作り直します?新しいコレクションに移行します?

いろいろあるかと思いますし、議論はどんどんすべきだと思います。SNSにて相談できる相手がワンサカいるのは、NFTアート特有の明確なメリットだと思うので、がんがんやりましょう!情報交換とっても大切!

だけど、ちょっと待って!みなさん、今まで通り「OpenSeaでNFTを作る場合は」って主語で語ってますけど、内容ちょっとズレてませんか?って思ったので、交通整理用のnote書きました。

そんなこと知ってますよ、当たり前!

と言われることを、本記事は目標にしています。それでは行ってみよ〜


なぜこの記事を書いたのか?

OpenSea Studio方式に切り替わった後のOpenSeaにて、NFT作成時・NFT販売時の話題を語る際、「Drop a collection」「Create an NFT」のどちらかを明記せずに議論を進めている会話を見かけたからです。

このふたつは全くの別物です。NFT販売時の手数料についても料金体系が異なります。

OpenSeaについて語る際は「どちらの方式について語っているのか」を意識しましょう。主語はとっても大切!

■【前提知識】「Drop a collection」「Create an NFT」

この2つですね。

詳細はこちらの記事に書いてますが、全くの別機能です。

■SNSで見かけた話題

いくつかピックアップすると、こんな感じでした。

  • OpenSeaの新コレクション(ERC-721)を作ってみたけど、NFTの発行方法が分からなかった

  • OpenSeaのNFT販売手数料が10%。公式マニュアルに分かりにくく書いてある

  • OpenSeaのNFT販売手数料が値上がりしたので、他のマーケットプレイスで販売した方が良い

それぞれ解説していきます。


■Case1:OpenSeaの新コレクション(ERC-721)を作ってみたけど、NFTの発行方法が分からなかった

原因は「Drop a collection」向けのコレクションを作ったからです。

Drop a collectionで作成したコレクションは、Create an NFTで再利用できません。

また、ERC云々はよくわからないけど、コレクションを作ったらこんな感じの画面が出てきて、NFTの発行方法が訳わからないよってヒト

残念、これは「Drop a collection」側の設定画面です。自分でNFTをmintしたい場合は、最初からやり直しましょう。


いや、私は「Drop a collection」を作りたいんだ。けど、操作方法がわからないんだ、という方は、公式ドキュメントのこちらをどうぞ。

https://support.opensea.io/hc/en-us/articles/13979690378771-Drops-on-OpenSea

さいしちさん( https://twitter.com/sai7 )が、日本語記事を作成してくださいましたので、合わせてどうぞ。素敵な記事をありがとうございます。


■Case2:OpenSeaのNFT販売手数料が10%。公式マニュアルに分かりにくく書いてある

こちらの原因も、「Drop a collection」を選択した為です。

根拠となるドキュメントはこちら。

https://support.opensea.io/hc/en-us/articles/11867768092947-Drops-FAQ

英文に「in your drop」と明記されているので、10% feeが規定される範囲は、Drop a collectionのみです。


■Case3:OpenSeaのNFT販売手数料が値上がりしたので、他のマーケットプレイスで販売した方が良い

Case2とも連動するのですが、そもそも値上がりしていません。

他のマーケットプレイスを使うかどうかは趣味です。

ただし、Foundationなど、一部のマーケットプレイスはERC-721のみを採用している為、OpenSeaのコレクションが表示されない可能性があります(この仕様制限はOpenSea Studioリリース前から一貫しています、今回の仕様変更がきっかけではありません)


■【補足】manifold、thirdwebなどを使って、ERC-721準拠のNFTを作成した方が、なにかとスムーズなのでは?

それはそう。


本日は、ここまでです。
ではでわ!!


次のお話

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