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豊かな低域と聴きやすいサウンド 64AUDIO U12tイヤホンレビュー

こんにちは。ONZOスタッフの大橋です。本日は64AUDIOのU12tをレビューしていきたいと思います。下位モデルのU6tとの比較も少し触れたいと思っていますので(後発なのはU6t)、ぜひ最後までお読みください!



基本情報

価格:¥287,650
ドライバー構成:Low x 4, Mid x 6, Mid/High x 1, tia High x 1, 計12ドライバー
周波数特性:10 - 20,000Hz
インピーダンス:12.6Ω
付属品:
・64 Audio Premium Leather Case
・Premium Cable
・イヤーチップ(シリコン, TrueFidelity)
・m20 Apex Modules
・m15 Apex Modules
・mX Apex Modules
・ステッカー
・保証書(1年間)

聴いてみた

一聴して感じたのは、豊かな低域と、耳なじみが良く聴きやすい高域です。

U6tでは曖昧に感じられる部分が明瞭になり、よりクリアでパワーのあるサウンドになっています。また、高域はU6tより持ち上がっており、スッキリ見晴らしが良くなっています。
強いクセはなく、バランスが良いので、どんな音楽を聴く方にもおすすめできるイヤホンです!

CHORDのMojo2で聴いた場合の話になりますが、音の傾向としては、低域がメインの弱ドンシャリサウンドと言ってよいでしょう。ただ、どこかの音域に不足感を感じることはなく、非常にバランスが良いです。ボーカルがメインの曲も十分に楽しむことができました。「低域が好きだが、極端に低域を誇張したイヤホンやアンバランスなイヤホンは嫌だ」という方にはピッタリだと思います!

各音域についてもう少しお話します。
低域は、引き締まりがあってアタック感のあるタイプではなく、ふくよかで迫力のあるタイプです。決してもごもごしているわけではなく、ベースラインは聴いていて心地よく、細かい音も、もたつくことなく追うことができます。

続いて、中音域について、女性ボーカルなどの中音〜中高音域に位置する音は、比較的聴こえますが、中低域は音の輪郭が不明瞭に感じました。

高域は、少し柔らかめで、聴いていて気持ちが良いです。鋭さがあまりないため、聴き疲れしにくいです。しかし、私の試聴環境では、高域のどこか特定の音域に歪みが生じており、シンバルやハイハットの音がそこにくると、耳障りに感じることがありました。ここは、試聴してみて、皆さんはどう感じられるかを確認していただきたいポイントです。

最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございました。こちらの商品は、フジヤエービックのお試しレンタルサービスにて、ご試聴が可能となっております。ご興味のある方は、ぜひ一度お試しください。ありがとうございました!

商品ページは以下のリンクから↓
https://www.fujiya-avic.co.jp/shop/g/g200000043463/