【FaB】CC Leviaおもろいぞって話をしたいだけ
元々なんとなく気になっていたLeviaを最近CCで組み始め、ちょっと遊んでみたらめちゃくちゃ面白かったので、Leviaの使用者が増えてくれると嬉しいな〜という気持ちで書き連ねてみます。
ある程度FaBを遊んでいて、ざっくりクラス特性などを掴んでいる方に向けて書いていますので、キーワード能力など特に説明をしない部分も多いです。
ご了承ください。
ちなみに自分が使っているデッキリストはこちらになります。
(Latestには都度更新が入りますが、実際に店舗大会などで使った際はその度にバージョンを作成します)
Leviaについて
LeviaはMonarchで登場したShadow Bruteのヒーローで、能力は以下の通りになります。
……メリット能力なくね?
他のMonarch出身ヒーローが無料でgo again与えたりインスタントでSpectral Shield生み出したりリアクションでgo again与えたりしてる間にLeviaは頑張ってカードを追放して負債の踏み倒しをしているのであった。
個人的には「タレント持ち」というカードプールがただ広がる莫大なメリット能力を与えられているヒーローの固有能力は弱くあるべきだと思っているので良い調整だと思います。
その上でもなんというか物足りない能力のように思えて実際もうちょっと何かくれてもええんちゃうか? という能力ではあります。
Blood debt持ちのカード群について
まあわざわざ能力でデメリット回避するほどなのでShadow Bruteのblood debtはさぞ凄まじいスペックを誇っているのでしょう。
さて、見てみましょう。
……地味じゃね?
確かに1コストでパワー6で防御値3は強いけども、結局墓地コストあるし。
もうちょっとなんかくれてもいいんじゃない?
「いやいやこれコモンのカードじゃん。
Mとかならもっと強いカードあるでしょ。」
って思ったそこのあなた。
……地味じゃね???
ということで。
Shadowというタレントを得た代わりにメリット能力を失い、地味強いカード群を与えられたのがLeviaというヒーローです。
Leviaの強み
ということで一旦ネガキャンじみたプレゼンをしてみましたが、実際のところLeviaはしっかり強いヒーローです。
ShadowとBruteの装備品が強い
Rhinarの装備品、いちいち防御値高くて強いな〜って思ったことないですか?
LeviaはそこにCarrion Huskが入ります。強い。
地味強カードによって安定感が担保される
先程は地味だ地味だと言ってはみましたが、このFaBというゲーム、地味な強さが積み重なるとズルになるゲームです。
まず特筆すべきなのは青でパワー6のカードがRhinarと比べて増えていることです。
Bruteはクラス特性上コスト0から動けることがなく、青のカードを多く採用したいものの、パワー6以上でないカードを多く採用すると安定感が落ちてしまうため、青でパワー6以上のカードは増えれば増えるだけありがたいです。
コストに対する打点の高さについても、手札3枚から12点分の攻撃をしたり手札2枚から9点分の攻撃をしたりなど、相手からすれば地味に嫌なダメージレースを仕掛けられます。
(具体的な組み合わせなどについては後述)
Shadow Bruteのblood debtを持つカード群はしっかり防御値3を持つものが多く、上記の通り少ない枚数からの高打点攻撃がしやすいこともあってBruteとしては手札からの防御がしやすいです。
また、banish zoneからプレイできるカードを使うことでデッキのカードを減らさずに攻撃できるなど、継戦能力も比較的安定しています。
Bloodrush BellowとArt of Warによる爆発力
結局ここに尽きます。
特に、Bloodrush Bellowを使ったターンの爆発力の高さはBruteというクラスの最も大きな魅力です。
ここにヒーロー能力を活かせるArt of Warが入ることにより、安定感のある動きをしながらもとんでもない上ブレを叩き出せるというのがLevia最大の強みでしょう。
安定感を求めるだけならBravoを使いましょう。
その方が多分楽しいです。
具体的な動き
まずは墓地を整える
コスパの良いblood debt持ちのAAからは墓地コストを要求されることがほとんどなため、まずは墓地にカードを貯めます。
一番簡単なのは防御にカードを回すことです。
そのため、Leviaはほとんどの場合後手を選択することが多いです。
(ただし、Dash I/OやDromaiのようにあまり攻撃をせずに盤面を整えることができるヒーロー対面では先手を取ることもあります)
このタイミングでは少し墓地にカードが貯まっていたとしても墓地コストが要求されるAAはできる限り使わず、墓地にカード枚数を貯められるように攻撃を行っていきます。
また、このタイミングでbanish zoneからプレイできるHowl from BeyondやDeep Rooted Evilを墓地に落とせているとかなり嬉しいです。
ほどよく防御しながらいい感じに殴り返す
できる限り少ない枚数で高いパワーを出せる手札をキープしながら残りの手札で防御していきます。
このタイミングでBloodrush BellowやArt of WarをArsenalに仕込み、ビッグターンの準備も行っていきます。
少ない枚数で高いパワーを出せる手札の例としては以下のようなものがあります。
黄 or 青のカード+Swing Big
手札2枚で8点。
Bruteのいつものやつ。
ただしbanishが行えず、blood debtの踏み倒しができないためblood debtの枚数がかさんでいるタイミングではあまり選択すべきではありません。
(Blasmophet, Levia Consumedへの変身を狙うなら選択することもあります)
青のカード+Unworldly Bellow+Swing Big
手札3枚で10点(Unworldly Bellowが青の場合)。
手札1枚あたりの出力自体は落ちてしまいますが、それでも十分な攻撃力です。
banishを行いたいので、blood debtの枚数がかさんでいればこちらを選択せざるを得ません。
Swing Bigの代わりに他の2コストAAでも可ですが、その場合は更に出力が落ちます(大体3枚で8点になる)。
青のカード+Endless Maw
手札2枚で9点。
かなりお手軽かつ高コスパなので、よくお世話になります。
青のカード+Boneyard Marauder+banish zoneのHowl from Beyond
手札2枚で9点。
あらかじめbanish zoneにHowl from Beyondを送っておく必要があります。
使ったHowl from Beyondは再び墓地に落ちてくれるので、墓地の消費も少なめ(Boneyard Marauderの墓地コスト選択時には既に墓地に落ちていることに注意)。
青のカード+Dread Screamer+1コストのAA
手札3枚で10〜12点(Dread Screamerの色次第で変動)。
1コストのAAはGraveling Growl、Slithering Shadowpede、Boneyard Marauderなど。
ビッグターンを作る
ただ地味に強いライフレースをしているだけだと勝てないので、手札4枚を使って攻撃するビッグターンを作り、一気にライフレースを有利に進めていきましょう。
go again付きのAAを絡めて2回攻撃するのが基本ですが、それ以外にもビッグターンを作るには以下のようなカードが有効です。
Bloodrush Bellow
最も強いビッグターンを作れます。
手札をパワー6以上で固めて黄 or 青ピッチからプレイしていきましょう。
blood debtが溜まっている場合、banishできるように調整することだけは忘れずに。
脳みそを溶かしながら全力パンチ!
武器5点+武器5点+AAで18点以上!!!
きもち〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
GG!!!!!
Art of War
モード選択はその時の残り手札次第ですが、残りの手札2〜3枚+2コストで動けるならgo again付与とパワー+1が一番安定します。
手札をbanishして2ドローする場合、Dread ScreamerやPulpingなどのgo again持ちを絡められることが確定しているならパワー+1、そうでないならgo again付与を選択することが多いです。
最低限でも12点以上、パワー+1モードが選択できていれば14点以上が見込めます。
Scabskin Leathers+AA2枚
Scabskin Leathersの能力を使ってAPを増やし、go againのないAAを無理矢理2枚使います。
そもそもAPが増える確率が1/2な上、ダイスで1が出てしまうとそのターンの動きがなくなってしまうため、かなり運に左右されます。
Gambler's Glovesが装備できていて、どうしてもライフレースが苦しいときにのみ頼りましょう。
blood debtを回避することを最優先にする
ゲーム終盤に差し掛かると、banish zoneのblood debtが大体10〜20枚くらい溜まってきます。
これをまともにライフで支払うと一瞬で破産してしまうため、ゲーム終盤には手札の出力よりもこれらの負債を踏み倒すことを最優先に考えつつ動きます。
手札2枚から6点で攻撃できるなら及第点なので、Boneyard MarauderやDread Screamer赤、Mark of the Beastなどパワー6以上をbanishできる行動を優先的に選択しましょう。
(Hell Hammerを採用しているならHell Hammerで殴るのもあり)
また、Gambler's Glovesを既に使い切っている場合、ここでScabskin Leathersの能力を使うことは可能な限り避けましょう。
ダイスで1を出した時点でほぼ負けが確定してしまうためです(APを2以上得られないといずれにせよ負けそうであれば問題なし)。
Leviaの弱み
先手1ターン目にやることが本当にない
本当にないです。
手札のAAを使って6点で殴れれば相当マシな部類で、最悪の場合墓地コストを要求されるカードばかりが手札にあって何もできず、仕方なくMandible Clawで3点アタックすることになります(そして墓地には何も落ちない)。
ランダム要素による下ブレが存在する
Leviaの弱みというよりはBrute共通の弱みです。
Scabskin Leathersの能力を使って1を出して何もできないのは半分くらい自己責任なので仕方ないですが、墓地からの3枚banishでパワー6以上のカードが1枚もbanishできずDread Screamerにgo againがつかなかったり、あまつさえblood debtの踏み倒しができず破産したり。
最終盤に手札に防御値がないカードばかりが集まって防御ができない、なんてこともあったりします。
でもそういうところも楽しい。
Bruteってのはそういうもんです。
さいごに
プレゼンなのか解説なのかよくわからないnoteになってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。
これを読んでLeviaを使う方が一人でも増えてくれれば嬉しいです。
個人的には準備が必要なヒーローであるためLeviaはCCの方が強く使いやすいのかなと思っているのですが、近頃はBlitzでも結果を残している方がいるようなので、興味があるならBlitz Leviaを触ってみるのも楽しいかもしれません。
自分は週末にTOKYO FABに行って休日CCを遊んでいることが多いので、ぜひ一緒に遊びましょう。
自分の知っていることであれば質問などにもお答えすることができるので、直接会うタイミングやX(旧Twitter)のDMなどで気軽に連絡してください。
CC Azaleaを研究する同志も探しているので、そちらもぜひに。
(Azaleaのnoteもそのうち書きたい……)
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