見出し画像

オポジションの循環

オポジションは、引き寄せの法則。

例えば1ハウス。

1ハウスは自分自身を表すハウスですが、ここに天体を持ってなくても、トランジットで天体が入ると、活性化してきますね。

1ハウスの向かい側は、7ハウスです。

ここは、他者を表すハウスとなります。

では、1ハウスが活性化したときとは、どんな状態かというと、自分を外側に押し出した時です。

トランジットの月が入ったときに、もともと1ハウスに天体がある人は、その天体の事が活性化していきます。

太陽なら、自分の目的意識を表現する。アピールする。

月なら、気持ちを外側に素直に出す。楽しいとか、不機嫌かなど、顔に出やすいですね。

水星は、思ったことをそのまましストレートに言葉にします。

金星は、見た目を着飾ります。お洒落したくなります。

火星は、躊躇せずにすぐに動ける。そしてすぐ怒る。

木星は、自分自身と、他者を受け入れる器が広がります。

土星は、自己肯定感が低くなってしまいます。もっと努力しなければ…と思いがちになるが、結果的に頑張って成功をつかみます。

天王星は、奇抜なファッションや髪型にしたくなったり、最先端なものに興味が出る。

海王星は、自分のことがあまり見えなくなります。他者に流されやすくなる。

冥王星は、自分を違う自分に変えたくなる。生まれ変わりたい願望がある。0からスタートしたくなる。

このようなことが1ハウスで起こることで、連動している7ハウスにも影響が出ます。

オポジションの位置にありますので、分かりやすく出てきます。

1ハウスに太陽がありトランジットの月が太陽に重なると、目的意識を強く外に打ち出したくなります。その結果7ハウス側の他者がその目的に引き寄せられることになります。

打ち出すということは、誰かしらに表現するということです。ここで、7ハウスにもともと天体がある人はその事が動きます。 

1ハウスに太陽で、7ハウスが火星なら、自分の目的を打ち出すことで、他者が動いてくれる。

火星が1ハウスで、太陽が7ハウスなら、他者を引き寄せる目的のために自分が動きます。

オポジションは、全てのハウスでこの循環がおこります。
出す側と引き寄せる側です。

1ー7のハウスは、自分を出してー他者を引き寄せるです。

鏡に映る自分は、他者であり、自分。
自分であり、他者でもある。

これって、世の中には自分しか居ないのか?と思える状況ですね。

鏡の向こう側には、確かに自分が映ります。
ですが、鏡に映る自分は、他者目線の自分です。

どう見られたいかは、自分が決めている。

自分が作り上げている世界を鏡に映しているだけです。

向こう側の自分が笑っているなら、自分も笑っているということですね。

他者を見て、笑ってなければ自分も笑っていない。

他者を見てムカつくなら、自分がムカつくことをしているってことですよね。

自分自身を外に打ち出した結果が、7ハウスに現れます。

どんな人が引き寄せられているのか。

例えば、今は天王星が牡牛座にありますね。
1ハウスに牡牛座がある人は、天王星が入っています。

そうすると、今までの自分とは違う服装をしたくなったり、髪型を変えたくなったりして、個性が出てきた人もいるかと思います。

そうすると、引き寄せられる他者が今までとは違う個性的な人が現れたりします。

これが、逆だとします。

7ハウスに天王星が入ると、今までとは違った個性的な他者へと変化することで、自分自身のあり方が変わってきます。

似たような変化ではありますが、1ハウスに天王星がある場合は、自分から変わることで相手が変わるってことですね。

7ハウスは、他者が変わることで自分も変わらないといけなくなるわけです。

この時よくある現象は、孤独になるということです。

自分と他者の間にズレがある場合は、その価値観が噛み合う状況になるまでは、孤独を感じやすくなります。

自分の価値観に合う他者、他者の価値観に合う自分。
このバランスがとれるようになるまでは、なかなか孤独を抜けきるまでに時間はかかります。
オポジションの循環が今までとは違う方向に変化しているのですぐには、出す側と引き寄せる側のバランスがとれるわけではないですね。

天王星は、7年ほど1つの星座に滞在します。
この7年の時間をかけて、少しづつ変化を与えていくので、過ぎ去った頃には自分と他者のバランスが釣り合ったものになっていると思います。

そして、やはり少しづつの変化を与えているのが、毎月必ず全ての天体と重なりあうトランジットの月なんですね。

毎月一回、必ず全ての天体と重なります。

私たちは日々、ちょっとずつ変化していってるんです。

1ハウスは、始まりのハウスでもあります。

鏡を見るたびにどう変化していきたいのかをしっかりイメージしてみると良いですね。
どんな自分になればどんな他者が現れるのか、というカラクリが分かれば、おのずとやることが見えてくるかと思います。

引き寄せたい相手、状況。
既にそうなった自分で鏡の前に立つことを意識する。

そうすると、自分が作り上げた相手がそこに映ります。

理想と違うと思うときは、まずは、鏡のなかに映る自分をじっくり見てみましょう。
見た目の外側から変えていくことで、内面がその後に変わってきます。

これは、他のことに当てはめてもそうですね。

例えば、今、発する言葉を変えれば、その後の未来が変わります。
これは、3ハウスー9ハウスに該当しますね。

現実は後から追いかけてくる。

今がどうであれ、辛い現実だとしても、今この瞬間に変わることを決めれば、現実は後から変わってくる。

ホロスコープは、宇宙の法則そのもの。

愛で生きれば愛の世界が目の前に作り出される。

悪で生きれば、悪の世界。

どんな世界でも作れるんです。

天体に良いも悪いもありません。どういかして生きていきたいかで、現実は変わっていきます。

ホロスコープの中のオポジションは、あなたが引き寄せることが出来る重要なポイントです。

月がそこに重なる日が分かれば、その引き寄せの法則は発動します。

ぜひ、有効に使ってみてくださいね。

ハウス別オポジションの循環

【1ハウスー7ハウス】
自分を発揮して、他者を引き寄せる
手を出して、手を得る(契約)、(結婚)

【2ハウスー8ハウス】
才能を発揮して、お金を引き寄せる
お金を出して、モノを得る
モノを出して、お金を得る

【3ハウスー9ハウス】
知性を発揮して、未来を引き寄せる
言葉を交わして、学びを得る
好奇心を発揮して、自由を得る

【4ハウスー10ハウス】
仲間意識を発揮して、社会的成功を引き寄せる
土台を固めて、肩書きを得る

【5ハウスー11ハウス】
創造力を発揮して、仲間を引き寄せる
情熱を発揮して、新しい自由な未来を得る

【6ハウスー12ハウス】
実務能力を発揮して、信頼を引き寄せる
奉仕精神を発揮して、喜びを得る
現実力を発揮して、夢と理想を叶える

ハウスを逆にして読んでみるのも、おすすめです。
『○○のために、○○を発揮する』という感じで。


ホロスコープのオポジションをうまく使えば引き寄せが発動しますよ。
他の天体とのアスペクトによって、邪魔が入ったりしますが、それも自分が決めた寄り道コースですね!!スクエアは特に邪魔が入りやすいです。

冥王星が絡む場合は、一旦壊して新しくさせるということを繰り返しながら、バージョンアップさせていきます。
Tスクエアなどに冥王星が絡み、リセットをよくやってしまわれる方は、自分は常に進化を目指しているんだと考えれば、リセットも悪くないと思えますね。
そのTスクエアのそれぞれのハウスに新しい循環をもたらしてくれているわけなので。
ただその時に前と同じものを求めないことです。冥王星は、全く違ったものを再生しますので、前の状況を望むようなズレが出てくると、結局また自分で破壊を選択してしまうことになります。

ホロスコープは、自分で決めて生まれてきているということ。
冥王星が、オポジションやスクエアを形成している方は、人生の中で常に新しい自分に生まれ変わることを決めている人です。
トランジットで冥王星がスクエアになっている方は、この時期に、新しい自分へと進化することを決めてきているということですね。


地球物語~miroku~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?