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江戸川区 亀の湯

2021.1.10.

1.3.に訪問したものの、「店舗施設漏水の為年末年始休業とさせていただきます」とサイトでのお知らせとともに店頭に貼り紙があり、再訪を誓っていたこちら。

日曜日の今日は訳あって、銭湯ハシゴの解禁日!よし、引き続きお江戸にゴーウ!

駅から向かう道、やや手前で先日訪れた「友の湯」を通過します。ここ、よかったなあ。

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少してくてくすると、先日は気づかなかった立派な煙突!最近は煙突を撤去してしまう銭湯も多く、美しい眺めにちょっと感動。

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店頭では日替わり湯のお知らせも。今日は「じっこう湯」だそう。香りがいいんだよね。楽しみ。

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玄関を入ると、銭湯ポスターもきれいに展示されています。いいね、親しみが湧く。

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そして今日も44番をお借りしますよ。

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こちらは定休日が月に6日。第◯と曜日がつくとちょっと困惑するけれど、行く前にはサイトでの確認か開店直後以外の電話連絡がおすすめ。

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例によって回数券でお支払いし、スタンプをいただきつつ、姉妹店チェック。

現在は三代目で、富山県ご出身の母方祖父が上京し、人形町(三代目もここで生まれる)、新宿の銭湯に居を移し、それぞれ賃借から買い上げて経営するも、先の二軒はいずれも廃業。とてもわかりやすく創業から現在までを数分で解説いただいた。まだ十分飲み込めているとはいえないけれど。

浴場に入ろう。入り口左右には立ちシャワーが一席と15度の水風呂、手前にカラン18席ほどが並ぶ。奥はペンキ絵で富士山と湖とともにカモメや小さくお湯の富士やアマビエが描かれていて、端っこには2020.12.2.(み)とサインがある。田中みずきさんの作品だね。その下には、溶岩石の湯船があり、左から深いバイブラ熱湯は46度、そして44度ほどの浅めの熱湯、座風呂に寝風呂となっている。じっこう湯の香りが、芳醇で、激熱湯に浸かりながら顔をもたれかけると、漂ってきていい感じ。しかし、46度はかなりびりっと芯から刺激される感じだ。

お風呂を上がりフロントに行くと、三代目と長椅子にはおじいさんが。お店に入った頃から、三代目が男性客に「危ないからあまり長湯しないでね」「気をつけて」と声がけしていたのを思い出す。この方にきっと優しく注意していたのだな。私がいろいろ聞いたからか、三代目の店主がお店の外まで出てきてくれて、「あのお客さんが倒れちゃって、お話途中で失礼しました」「初めてのお客さんで、娘さんが迎えにきてくれるのを待ってまして」とのことだった。やっぱり、お湯と同じ、あたたかいお店でした。

お遍路番号 江戸川 37
住所 〒133-0052
江戸川区東小岩4−33−16
電話番号 03-3658-6927
ホームページ
Twitter @koiwakamenoyu
アクセス 総武線「小岩」駅下車、徒歩11分
休日 木曜、第1・3水曜
営業時間 15:00−22:30


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