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武蔵野市 弁天湯

2020.10.10.

繰り返しになるが、「銭湯の日」である。一軒目の「境南浴場」で武蔵野市の記念タオルをもらってしまったので、さらにもう一枚欲しくなり、一日一銭湯のルールを破ってしまった。家人には事後報告をして謝ろうと思う。

さて、武蔵境駅まで戻り、市内の銭湯は残り二軒。「三谷湯」が廃業となった今、「よろづ湯」と「弁天湯」の二軒である。前者は土曜日休業とのことなので、こちらにイン。吉祥寺から賑やかな通りをてくてく歩くこと、10分ほどだろうか。唐突に現れる銭湯に若干びっくりするも、慌てず写真を撮流ことを忘れない。

例によって回数券をお支払いし、姉妹店チェック。ほかに二軒あったそうだが、国立市「松の湯」、品川区立会川の屋号不明のいずれも廃業とのこと。ぐすん。
ちなみにこちらでも、記念タオルをいただいた。まあ、スタンプとタオルとをもらいにきたというのもあるのだけれど。

脱衣時はびっくりするほどロッカーが並び、この銭湯のピーク時が偲ばれる。70くらいあるんじゃなかろうか。

浴場は、中島画伯の30.11.22の日付入りの富士山。あまり時間も経っていないのだが、かなり傷んでいる。環境によるのだろうか、換気があまりよくないとか?

湯船は左から、弱めバイブラの「銭湯の日」特別のラベンダー湯、電気風呂、マッサージ湯だ。電気は遠慮しつつ、ラベンダー湯をゆったり楽しむ。しかし、天井も高くて、本当に銭湯はいいね。惜しむらくはペンキ絵のみじゃあないだろうか。

朝視聴したフォーラムでもいっていたけれど、「斜陽」となるか「成長」できるか、これはひとえに店の努力が試されると思う。お湯をはじめとする施設で勝負にとどまらず、時代にあったサービス、コンテンツを作り続けることこそ、廃業を遠ざける手段ではないか。

ちなみにこちらの弁天湯でも、以前はライブをやっていたりした模様。かなり豪華なミュージシャンも来店しているようで、まだまだ続いてほしいお店だ。


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