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国立市 鳩の湯

2020.11.20.

在宅勤務を終えて、府中の図書館に向かう。数冊延滞していたので返しつつ、銭湯関連の書籍を5冊借りた。読むのが楽しみだなあ。

その脚で「国立03」のバスに乗り、こちらに。チャリで行ってもよかったのだけれど、朝10km走ったこともあり、肩も凝っているし、ということで。

例によって回数券でお支払い。こちらは今年の4月にリニューアルオープンしたばかりで、外観も内観もとてもピカピカ。残念ながら男性のみのサウナ営業だが、三鷹市「のぼり湯」の店主に勧められていたこともあり、来たかったお店。

フロント前にはグッズが展示され、テーブルもあり湯上がりもゆっくりできそう。脱衣所には藤の籠もあり、東京スタイルの丸型に加え、関西スタイルの角型も並ぶ。

浴場は、きれい!で、圧巻。左手に立ちシャワー二席とカラン二列、右手は手前から17度の水風呂、38度の高濃度炭酸泉、41度のシルキーバス、42度くらいのジェットバス三席、扉を出ると半外気浴スペースがありお庭が整えられており、椅子とベンチが並ぶ。お水は全て軟水だそうで、とぅるんとした水質が気持ちよい。

はじめてのタイプのジェットバスだったのだけれど、飛沫が出ないタイプというのか、静かに流れるマッサージだった。気になったのは、脚を伸ばすとタイルに着くのだけれど、タイルの段差がやや鋭角で、脚に当たるとちょっと痛いかな、ということ。それにしても、炭酸泉といいシルキーといい、温冷交互浴がとても捗る。サウナがないことが残念だけれど、それでもなお、通いたくなる。

そして一番の目玉は、モザイク絵でしょう。丸山清人画伯の絵をモザイクタイルで表現しているそうで、数えたら14色ほどの色数でここまですてきな背景画になるとは。ゆっくり入れる炭酸泉やシルキー湯でモザイク絵をしかと鑑賞させてもらった。水風呂で冷やし切って、外気浴でボーッと。とてもいい心地。

湯上がりにお姉さんに姉妹店情報について尋ねると、現在は姉妹店はないが、昔は小平でも経営していたが廃業してしまったのだとか。昭和33年に創業し、60年を迎えた昨年春より今年の春まで全面改装工事をし、丸一年休業したのだそう。だからこんなにピカピカなのよね。現在二代目で、フロントに座るおじいさんのお父さんが創業し、そのお孫さんが継いでいるのだそう。

女性サウナについて聞くと、旧店は男女ともサウナがあり、白湯、ジェットバスのみのいわゆる昔の銭湯だったのだそう。だいぶ前に女性サウナが壊れて以来、修理することなく、現在に至っている。その背景は、女性サウナではトラブルが絶えないため、とのこと。うー、残念。

入る時に見たグッズも迷ってしまうほど、すてき。バッジ三種、大200円・小100円、1番かわいい和紙タイプ250円のほか、鳩のロゴ入りMOKUタオル1100円などあり、タオルを買ってみた。明日から使おう。

なかなか住まいからは遠いのだが、またバスで来てみたい。再訪、決定!

ちなみにこちらは今井健太郎さんの設計かなと思ったけど、違うのかな?どなたか教えて!


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