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荒川区 野崎浴場

2021.3.13.

雨の中、「帝国湯」から15分ほどてくてく。
ハシゴ銭湯も楽じゃあないのよ。

例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただき、フロントのおじさんを事情聴取。こちらは現在三代目で、初代は石川県能登島の野崎村ご出身なのだとか。ご出身の村名から屋号をもらったそうです。ピーク時には近隣で四軒経営をしていたそうで、中には「能登湯」という屋号もあったのだそう。とても感じのいい方で、いろいろ聴取できてよかった。

脱衣所も広々としており、ヌシと思われる方がベンチに腰掛け、テーブルに足を載せつつ、読書中だった。チラと見つつ、浴場へ。

浴場は、正面に立派なペンキ絵。「瀬戸内海 2020.8.5」と描かれた真新しい中島盛夫氏の作品。多島美が描かれている。チラッと見ると、男性は富士山のようだ。
お風呂については左から、電気風呂、ジェットバス三席、熱い深湯が並んでいる。
電気については、「揉兵衛」という種類なのだが、お湯の入り口と奥に電極板が貼られており、「押す」「揉む」「たたく」のマッサージ動作が繰り返される。私は「押す」の「押」程度でもうダメなので、「ひっ!」とびっくりして早々に退去。
奥の壁面に小さめに「電気風呂」と書かれているに過ぎなく、きっかりセンターを守っていたとしても、とにかくすごい強さなので、うっかり子どもなんか入ってしまったら、大声必至だろうと思う。
先ほどのヌシと思われる方が入っていたので、「それ、めちゃくちゃ強いですよね」とお伝えすると、「慣れちゃうと、他じゃダメになるわね」とのこと。とにかく強く、電気に自信のあるみなさんはぜひチャレンジしてみてほしい。

お風呂上りに店主に「電気、強すぎませんかね」と詰め寄ると、「あのぐらいパンチがあると、いいでしょう?」と笑っている。どうなんでしょう・・。
嘘だと思ったら、自分の身体で試してみてほしい・・。

裏側から見た煙突。立派でいいねえ。

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お遍路番号 荒川 23
住所 〒116-0002
荒川区荒川2−59−2
電話番号 03-3801-5854
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アクセス 京成線「町屋」駅 徒歩3分
休日 金曜
営業時間 15:00−24:00

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