見出し画像

北区 殿上湯

2021.2.28.

銭湯お遍路およびハシゴ銭湯に執着している、おヌシちゃんです!

今日の三軒目。
昨日も今日も三軒となると、結構疲れちゃうんだよな。
って、どの口が、ですよね。

半分仕事中の家人のためにも、お土産は大事。
ということで、三軒目に行く前に、美味しそうなケーキ屋さんを見つけたので買ってみよう。ココフルというお店です。

画像1

こういう、アメリカンなケーキ、好きなんだよなあ。

画像2

私は、バスクと抹茶に弱いので、桜と抹茶バスクチーズケーキを購入。家人にはアップルパイを。
そうそう、時々思い出すのだけれど、大学4年次だったかな、何を思ったか語学センターで必修でもないのに「バスク語」を取ったのですよ。で、卒業旅行には先生のお知り合いのところに凸宿泊させていただき、大変お世話になったのでした。美食のエリアではあるけれど、貧乏大学生には関係なく、食はともかく、アートなどを楽しんだったのだっけ。

画像3

次回は、お隣の旧古河庭園→ココフル→銭湯の組み合わせで、再訪したいエリア。 ※旧古川庭園は今日は休館でした。

画像4

ケーキ屋さんからはてくてく5分ほどで、到着!
なんだろう、POPというか、ROCKな感じだよね。

画像5

朝湯もやっているそう。

画像6

奥行きのありそうな外観。期待が高まる!

画像7

靴を預けて入ると、正面にフロントがあり、待合スペースもベンチやらがありすてき。

画像11

フロントには、結構おしゃれなおじいさんがおられ、例によって回数券でお支払いしつつスタンプをいただき、事情聴取。富山県ご出身の初代から数えて、現在五代目なのだそう。正確には、店内を垣間見るに、六代目もかなり影響力を発揮していると思う。
朝湯、朝カフェといった銭湯のサービスの他、暖簾のデザインやオリジナルグッズなど、デザインの力やファンづくりを基礎からやっていると思う。

画像10

フロントの左奥には、カフェ・立ち飲みスペースがある。ここでも、十條湯同様で、クリームソーダが飲めるそう。おそらくこちらが先駆者かな。

画像8

ギャラリー も、隙間スペースを活用されている。

画像9

脱衣所は広々としていて、オレンジの配色が目にも優しい。広々の割には、フロントで割り当てられたロッカーが、先客と三人横並びのため、やや着替えはしにくいが・・。

浴場は、手前に立ちシャワーとカランが並び、奥には田中みずきさんの2018.5.25.の日付の富士山のペンキ絵が。久しぶりにちゃんとしたペンキ絵を見たような気がする。こういう”NEO東京”を象徴する銭湯でも、ペンキ絵が残るのは嬉しいね。
湯船は左から、熱湯の白湯、白湯に加えてジェットバス二席と腰湯、水風呂のレイアウト。熱湯がめちゃくちゃ熱いので、逆上せませんように。地下水をくみ上げ、備長炭を使用しているからか、キンと熱い。腰湯でゆったり浸かったり、水風呂との往復で温冷交代浴を楽しんだり。

お客さんも20~30代が多いようで、レイアウト、サービスなどを総合すると、なんとなく、区内「十條湯」をカッコよくしたような、もしくは墨田区「黄金湯」からサウナを無くしたような、そんな雰囲気。おそらくここが先駆けなのだろうけれど、もっと注目されるといいなあ。

なお、ホームページによると、江戸時代にこの辺りの「西ヶ原村」には二十の小字があり、そのうちの一つに「殿の上」の地名があったそう。そこには徳川幕府が御殿を建て、鷹狩りや犬追物を上覧する場所だったそうで、「御殿山」とも称されていたそう。そこから「殿上湯(でんじょうゆ)」をもらったのだそうだ。

靴箱の、鍵の跡もいいね。

画像12

お遍路番号 北 40
住所 〒114-0024
北区西ケ原1−20−12
電話番号 03-3910-6426
公式ページ
ホームページ
アクセス 山手線「駒込」駅 徒歩8分
休日 金曜
営業時間 16:00−23:00
日曜は8:00−12:00も営業


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?