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江東区 竹の湯

2022.2.17.

今日はやむなく出社日。
昨日の体調不良がまだ少し続いているけれど、お昼には行ってみたかったトルコ料理屋さんに。トルコ料理は、中華、フレンチと並び、世界の三大料理。いつからは、ケバブ以外でも味わいのやさしさにはまり、フムスをケバブ屋さんで購入するようになった。
店主はトルコの方のようだけれど、日本語が上手だなあなんて思っていたら、店主は私の地元、杉並に小さいころから暮らしていたそうで、お互いの中学校も結構近い。しかも、私の自宅近くの寺社に毎年お参りしているなんていう偶然に驚く。ケバブランチだけでなく、付け合わせのサラダも構想の香りがとってもみずみずしく、美味しい楽しいランチ時間。
家人に「空也」の最中と和菓子を買って、さあお仕事再開!
夕方まで仕事をカタコトと片付けて、さあ行こう。

今日は江東区銭湯の陥落。
「大島」駅から南に向かって、商店街をぶらり。
本当は「あさりやさん」で炊き込みご飯を買いたかったのだけれど、店じまい中だったので、韓国料理店でチャプチェとカクテキを購入。その並びのシュウマイ屋さんでもポークシュウマイを買ってみた。

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おや、坊主による治療?
不思議なお店だなあ。

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裏手から見る銭湯。
漏れる光が愛らしい。

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明るい時間にはこういった景色も。
アーティストが描いてくれたんだって。

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さっき買い物をした「砂町銀座」からも徒歩5分ほどで、「稲荷通り」商店街にあるお店。かつてはこちらも商店街らしい風景だったそうだけれど、スーパーが出来たり、南側の「砂町銀座」が栄えるようになったり、今は寂しい。
参考までにWEB1010の紹介記事(2015/11)、紹介記事第二弾(2018/2)もどうぞ。

記事によると、現在三代目が奥様と4人のお子さんとで店を営んでいる。石川県輪島市ご出身の初代が戦前にこの地で創業し、当時はお庭もあったそうだ。戦災により焼失したが、唯一残った釜場と倉庫を活かし昭和24年に再建。その当時は、番頭さんが3人、女中さんも2人いたそう。お客さんの数も多かったのだろう。昭和57年には大工さんが2週間泊まり込みを1か月かけたリフォームが行われた。庭を無くしてロビー、脱衣場、浴室を広げた中普請を経て、現在の形になったのだそう。

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お写真の左の方が、私も事情聴取をしたご主人。
同じ区内、菊川「竹の湯」は先代のお姉さん=ご主人のおばさんが経営し、現在はそのお子さん=ご主人のいとこが現在も経営していて、他にも千葉県中山、八幡にも姉妹店があったそうだ。

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脱衣所で脱ぎながら浴場を見ていると、上がってきた方お一人、お風呂にはお一人しかいらっしゃらない。ほぼ貸し切り!
そんなタイミングなのに、私の私用中のロッカーのすぐ隣に、次のお客さんが滑り込む。何故にこんなに空いているのに、隣のロッカーにピットインしちゃうのよ・・なんて思いつつ。おそらく、いつも使っているロッカーなのでしょう、私はこういう常連にはならないようにしよう。

浴室に足を踏み入れると、正面の竹林の壁紙が目に涼しく、ポップな色合いのトリコロール柄の天井が明るい。
左右と真ん中にカランがあり、手前左手にはジュビナバスが二基。このシャワーがねえ、水が出たりお湯が出たりで緊張感があったのですよ。
湯船は下記の写真のように、左から座風呂二席、電気風呂、バイブラ湯、白湯のL字のレイアウト。電気はセンター付近でもほぼ電流を感じないものの、電極板の高さが左右で違うので入る際はご注意を。
※写真はサイトより

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お湯も柔らかく、熱すぎないのでゆったり浸かることができ、見上げるとトリコロールのパステルカラーが目に優しい。
※写真はサイトより

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改めて記事によると、かつては町工場が多い地域だったそうで、現在はその跡地がマンションに建て替わり、家族連れのお客さんも増えたのだそうだ。
ちなみに、ご主人は若い頃、先代の銭湯の仕事を手伝いながら、自動車関連の会社に勤めて、自動車のレースにも参加していたという大の車好きなのだそう。詳しいことはわからないのだが、A級ライセンスをお持ちでレースにも出ていたのだそう。その技術力からか、ボイラー室は毎日手入れしているるそうで保守点検体制は盤石なのだとか。

そして、こちらには看板ねこさんもいるそうだ。元は野良だったそうだが、勝手に居ついてしまい、開店時に常連さんたちと一緒に入店し、フロントや女湯でくつろいで過ごしている子、お名前はトラちゃんなのだって。
いまにもミャーオ(なんだよお前さん)と話しかけてきそうな常連さんっぽいねえ。
※写真はサイトより

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私もお風呂上り、お昼にはトラちゃんが寛いでいるであろうソファーでコーヒー牛乳をゴクリ。フロントは店主の息子さんに代わっていた。
そしてふと横を見ると、珍しいマッサージチェア。これは、電極なのだろうか・・ちょっと怖い・・。

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ここはお昼に、ねこさんに会いに来てみてほしい。

お遍路番号 江東 25
住所 〒136-0073
江東区北砂3−25−8
電話番号 03-3644-0366
ホームページ
アクセス 都営新宿線「西大島」駅よりバス「北砂3丁目入り口」徒歩5分
休日 火曜
営業時間 15:30−22:30

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