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江戸川区 地蔵湯

2021.1.17.

今日のハシゴは総武線「小岩」駅周辺のてくてくコースだ。この駅も、年明けから何度も来たような気がする。
お江戸詣でもこの店舗で20軒達成。結構やり切った感はあるものの、まだまだ12軒も残っているとは、いかに江戸川区の銭湯の軒数が多いか、ということだ。そして、なんといっても、広い。江戸川区の広さ、つまり、駅から先頭までの距離がかなりあり、徒歩で向かうにも限界があるので、よっぽど距離がある場合は、レンタサイクルを導入するしかないかもしれない。

こちらは番台形式だ。例によって回数券でお支払いし、ダブルスタンプをいただく。

脱衣所は、一般的なレイアウト、つまり、両側にベンチなどが並び、中央に二段式のロッカーが並んでおり、使いやすい動線だ。天井は花柄の壁紙でレトロなイメージで落ち着きがある。

浴場は、下で繋がる大きな浴槽で、左は超音波マッサージ風呂でマッサージ口は三席ほど並び、右は白湯バイブラのレイアウトだ。浴槽の腰を掛ける場所や床などのタイルなどがやや剥がれており、座る際にちょっと痛いかもしれないのでご注意を。

正面のペンキ絵はお湯の富士は居ないものの、田中みずきさんだろう。サインや日付がないパターンを初めて見た。湯上りに女将さんにお話を伺うと、田中さんには2-3年に一度依頼しているそうだが、以前は既に亡くなられてしまった絵師(お名前を失念)に依頼していたそうだ。かつては、お客さんの入りも多かったそうで痛みも早かったのだそうで、年に一度書き直してもらっていたのだとか。
お遍路の話をしていたら、「そういえば、前に昭島から来た女性もいたわよ、遠いのにねえ」とライバルの存在を教えてくれた。銭湯ファンが多いのは、すごくうれしい。
姉妹店情報についてだが、先代の女将さんのお父さんが新潟出身で渋谷区「広尾湯」を経営していたのだそう。先代の女将さんは広尾育ちなのだそうだ。「行きました!そこ!」というと、現在の女将さんもうれしそう。広尾育ちの女将さんは、新潟出身のご主人と結婚し、ご夫婦でこちらに移り経営をはじめ、現在二代目なのだそうだ。お子さんもおられ、すでに大人になっておられるようなので、三代目への引き継ぎも時間の問題かな。

女将さんと喋っていたら、男湯のお客さんから「女湯、うるさいぞお」とお叱りを。ごめんなさい、マスクしていましたが注意します!

あたたかい、地元に愛される銭湯でした。

お遍路番号 江戸川 26
住所 〒133-0051
江戸川区北小岩2−12−11
電話番号 03-3657-3371
ホームページ
アクセス 京成線「京成小岩」駅下車、徒歩1分
休日 土曜
営業時間 15:30−22:30

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