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北区 藤ランド

2022.3.14.

珍しく月曜日に出社すると、新年度からの編成が変わることになり、ちょっとドギマギの月曜日の夜。
こ、これは、仕事上がりにお遍路に行かざるを得ない。

ということで、頭を空っぽにできないまま、「東十条」駅からてくてく8分ほど。「十条」の方は駅前から賑やかだけれど、こちらサイドは商店街はないのかな、ちょっとさみしい道を進む。

到着すると、そこだけ仄かな明かりがついていて、立派な三階建てビル型銭湯のお出まし。
フロントの女将さんに、例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取。
現在二代目で、初代は新潟県のご出身。初代のお兄さんが西荻窪、三鷹、阿佐ヶ谷あたりにも銭湯をお持ちだったようだが、今は全て廃業しマンションになっているのだとか。

ではお邪魔しまーす。
脱衣所はベンチが置いてあり、休憩しやすく、ロッカーも向かい合っておかれているのだけれど距離があるので脱衣もしやすい。場所によってはつめつめだったり、着替えにくいところも多いからね。

浴場に入ると、ペンキ絵やモザイクタイル絵などはなく、ちょっとしたヨットの柄のあしらいがなされる程度のすっきりした内装。
湯船は奥に薬湯の半露天岩風呂があり、手前にカランと立ちシャワー一基、左からバイブラ湯、バイブラ熱湯、座風呂、マッサージ寝風呂、寝風呂、手前右手に水風呂、使われなくなったドライサウナのレイアウト。
※写真はサイトより

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薬湯は「福寿効」というじっこう湯に近い色と香り。
ここの小さな四角い天窓、空に繋がってはいないようだけれど、あるだけで気持ちが上向く。露天には長居するお客さんも多くて、こりゃ気持ちいいよね、と納得。

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マッサージ寝風呂が妙に当たりがよくて、何度も利用。そして、ややぬるめの水風呂に、ぷかりぷかり。ドライサウナは女性サイドは復活はしない、と断言されているようなので、残念だけれど、ここはお湯だけでも楽しい。

お風呂上り、小森のおばちゃまのようなおばあちゃんに「お隣が年中風鈴を外に出していて、クレームが私に来るのよ。お隣は90歳のおばあちゃんで、いうと家に入れてくれるんだけど、また直ぐね、外に掛けるのよ」とお悩みを聞かされるも、言いたいことだけ言って直ぐお風呂に入ってしまった。こういう一方通行も嫌いではないよ。

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そうそう、昨日ドラッグストアで見つけて買った「食べっ子水族館」、はじめて食べたのだけれど、恐ろしくうんまい!

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帰りに同じお店で爆買いし、さて、家に入ろう・・なーんて思ったら、鍵を忘れてきたという哀しさ。
Wi-Fiがかろうじて外でも繋がったので、Netflixを観ながら家人の帰りを小一時間待ったのでした。だったら、ハシゴすればよかったなあ、なんて。

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お遍路番号 北 22
住所 〒114-0001
北区東十条1−22−11
電話番号 03-3927-2441
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アクセス 京浜東北線「東十条」駅 徒歩5分
休日 水曜
営業時間 15:30−24:00



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