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足立区 高砂湯

※こちらは2021年末に廃業予定です。

2021.11.21.

今日の二軒目。
一軒目から2kmほど、小雨降る中をてくてくと歩いて向かう。

おお、立派な煙突が健在だね。

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番台の店主に、例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取。
現在二代目で、先代はおそらく富山県ご主審ではないか、とのこと。ん?おそらく?と思い、この業界でよくあるお婿さんかなと聞いてみると、実父だそう。かつては先代のお姉さん、お兄さん、そして母方のご親族でも銭湯を経営していたそうだけれど、現在は姉妹店は無いそうだ。

浴場に入ると、田中みずきさんの富士山が女性サイドにのみバーンと描かれている。女性サイドのみ、というのは結構珍しい。センターに持ってくるか、男性サイドかのいずれか、もしくは両サイドに、というケースが多いもので。オレンジ色、淡い色調が田中さんの作品だと確信させてくれる。珍しく、サインもないのだけれど。
その下には、左にジェットバス二席、右は深い熱めのお湯。とってもシンプルな造り。

そして、この熱いお湯、本当に熱いのでご注意を。
私の後に入った方は、お腹から下、肘から下がタコみたいな色になっていて「熱いですか、大丈夫です?」と聞いたが笑顔だったのでよかった。
カランのお水とで温冷交互浴がすこぶる捗る。網目模様まで出てしまうくらい、リラックスできる。

お風呂上がりに着込んでいると、店主と常連さんがプロ野球を眺めながら、野球人と世代の話に興じておられる。昭和、平成、令和講。
大谷は泥臭い野球、長谷川?はスマートすぎる、昭和の珍プレー好プレーはもっと今より面白かったよね、特に乱闘とかね、とのこと。
私自身、昭和より平成で過ごした時間の方が長いのだけれど、頭の中は完全に昭和なのだから、昭和生まれはやっぱり昭和が好きなんだよね、きっと。

では今日は、頑張って三軒目にもゴーウ!

お遍路番号 足立 48
住所 〒121-0814
足立区六月1−37−14
電話番号 03-3884-0207
ホームページ
アクセス 東武伊勢崎線「竹ノ塚」駅 徒歩15分
休日 月曜
営業時間 16:00−22:00

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