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千代田区 稲荷湯

2021.2.16.

今日の二軒目。
「神田」駅の近くのこちらに。
しかし、神田周辺もとっても静かになっている。
高校時代の親友が夫婦で経営するお店もあるのだけれど、短縮営業中なのかなあ。仕事帰りのお客さんで連日ほぼ満員だったのだけれど、いまはそんなニーズも皆無だろうし、この町全体が心配だ。神田に限った話ではないのだけれど。

さて、駅から5分ほど歩くと、すぐ着いた。
こちらはランナー向けにも荷物預かりなどサービスを実施しているようで、下足場後の横にスニーカー置き場も設置されていたり、店内にもポスター掲示がされていたり。
でも会社員ランナーも、所属先でランニング部やサークルなどで活動していただろうけれど、いまは自宅近くや個人でのランニングが多いのではないかな。帰りがけにフロントのお母さんにお話を聞くと、「この時期なら、東京マラソンも近いから、すごく混雑しているんですけどね」とのこと。それでも、今晩も皇居辺りを走った方々なのだろうか、4人ほどのランナーが利用していた。

ビル銭湯にしては、天井が高いように感じつつ、例によって回数券でお支払いし、スタンプをいただき、脱衣所へ。結構広々としていて、ランナーの着替えもしやすそうだ。

浴場は、先ず飛び込んでくるペンキ絵がとっても珍しいと思う。よくあるのは、富士山だろう。次いで、桜や木々などかな。そんな景色とは一転、息子さんの「それじゃつまらないよ、もっと日本の美しい景色を見てもらおう」というアイデアで、富士山、満開の桜、大きな向日葵、紅葉、林に積もる雪と、春夏秋冬の日本の美しいものが女湯には描かれている。向日葵にはびっくりすると思う。ちなみに、男湯は山梨の景色だそう。ペンキ絵の下には、左から広めのバイブラ湯、ジェットバス三席が並ぶ。ジェットバスは結構強力で、しっかりと解される。
こちらは常連さん、新規のランナーさんにも愛されるお店のようだ。入浴時に、常連さんらしきに黙礼すると、先方も「うむ」という表情で黙礼してくださる。

お風呂上りには、フロントのお母さんにお話を伺う。ペンキ絵のことも興味深かったが、こちらは新潟県ご出身の初代がはじめられ、現在は二代目だそうだ。でも、先述の息子さんもいらっしゃるので、まだまだ続いていくといいな。記事によると、昭和30年12月に、既存の銭湯を購入し、屋号を変えて開店したのだそうだ。屋号は、お隣の御宿稲荷神社にあやかったのだそう。昭和57年に現在のビル銭湯に建て替えたのだそう。
次回は私もランナーとして、利用したいと思う。
ランナーにも喜ばれるドリンク類も、店外で買えますよ!

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お遍路番号 千代田 3
住所 〒101-0047千代田区内神田1−7−3
電話番号 03-3294-0670
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アクセス 丸ノ内線「大手町」駅徒歩5分、JR「神田」駅徒歩6分
休日 日曜
営業時間 14:40−22:30


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