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墨田区 おかめ湯

2022.2.12.

ハシゴ銭湯には、「良の湯」から小走りで5分ほどのこちらへ。
パンダ銭湯も実施するんだね。

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入り口の脇には、なんと3年前のラリーの紹介がまだ貼ってある・・。
ラリーというと、ここ数年では新宿、江戸川、板橋、台東、品川&大田の記憶が蘇るけれど、墨田区でもラリーがあったのだね。
当時はまだ銭湯にはハマっていなかったので、古きを知るチャンスを有難う。

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玄関は、はじめてかもしれない外観で、銅板葺き破風屋根、そしてその上には屋号「おかめ」のお面が飾ってある。
ちょっと遠めだけれども、ぜひチェックを!

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ズームインしてみると、しっかり「おかめ」。飛び出しているが、これも瓦なのだそう。

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なお、男湯側の庭には神社があるそうで、参考までに7年前になるがWEB1010の紹介記事もどうぞ。

番台の店主に、例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取。
現在二代目で、先代は富山県ご出身とのこと。かつては先代のご兄弟で10軒ほどの姉妹店があったそうだが、おじさんのお子さん、つまりいとこたちが全員医師になったそうで、全軒廃業したのだそう。
昭和26年創業から71年経つ今も、井戸水を薪で沸かすことにこだわっているそうで、店の裏手には薪となる木材が積まれている。「ガスで沸かさないから、毎月30万円を積み立てに回せて、その蓄えでここの土地を買ったんだよ」とのこと。数字や周りの銭湯の経営状態にとても明るく、いろいろ教えてくださった。話っぷりが江戸っ子らしく、記事によると谷口嘉一さんという方。
お嬢さんがまだ小さいそうで、お婿さんをもらってビル銭湯にしようかな、と将来のお話も教えてくだった。現在65歳の店主のお嬢さんが9歳、まだ先だけれど、次世代も安泰かな。

ではお風呂にゴーウ。
浴場は、かなり低い場所にタイル絵で山々の景観が描かれ、頭上にはうめ湯についての注意書き。湯船は二つで、右から浅いぬるめのお湯でジェットが三席、左が深めのバイブラ熱湯のみ。なお、日曜日は天然ハーブ湯を実施しているそうだ。
※写真はサイトより 

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二軒目もさっと上がるのが江戸っ子のマナー・・なのかな?とささっと上がる。
入り口の灰皿はいずれはなくなるのだろうなあ。

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傘箱のフォントもかわいくて、パシャリ。

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今日は家人と待ち合わせの護国寺まで向かうため、押上までちょっとラン。お湯は熱すぎなかったけれど、汗が止まらない。
夕方のタワーもいい道しるべだね。

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夕ごはんは「マルカッサン」というビストロで。
オードブルにはホタテのテリーヌ。野菜たっぷりでうれしい。

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メインには、鴨のコンフィ。
白ワインが進みそうだけれど、今日は一杯まで。

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デザートは、キャラメルのアイスクリームとガトーショコラを。
この三点で、ドリンクは別、パンがついてプリフィクス3500円(税込み)なのはお値打ちだと思う。

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今日もいいお湯、いい一日をありが湯。

お遍路番号 墨田 13
住所 〒131-0041
墨田区八広1−1−2
電話番号 03-3611-4459
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アクセス 京成押上線「京成曳舟」駅 徒歩5分
休日 月曜
営業時間 15:30−23:30

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