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世田谷区 八幡湯

2020.11.12.

仕事帰りに、ラー子と肉まんの会に割り込み参加。

三人で集まるのははじめてかも?女性だけだと待ち合わせとか話す内容とか、気を遣わないね。ここに家人がいたら、楽しんでくれるかな?まあ、彼女たち二人にもよるか。

小一時間の滞在だったが、例によって回数券をお支払いしようとすると、「現金の方がお得ですよ」といわれて慌てたせいか、姉妹店情報を聞きそびれてしまった。

脱衣所には、休憩中のラー子。「肉まんは中だよ」とはたから聞いたら、何の話かと思われるだろう。彼女は施設の中ではかなり常識人なので、放っておこう。

浴場は前と同じだが、私は変わった。前の私ではないのだ。いまは、電気にチャレンジできる。まだ見ぬ「そしがや21」の電気に向かうまでは、修行の身だ。そういうわけで、こちらの電気にも入脚。なんと、電極板の設置位置が左右高さが異なっているのだ。例によってきっかりセンターを電極板に平行に進むが、膝側と膝裏側で挟むような電流ではなく、ひざカックンされそうな圧を感じ「このへんにしておいてやる」というと、電気NGのラー子は「ふうん」、電気ウェルカムの肉まんは「ここ、結構強めだよ」と寸評。さすが、違いのわかる女。

電気風呂を後にし、何の効果があるかわからない薬湯に浸かり、いざサウナに。前回出会した常連さんもいて、パックしながら氷を貪っている。「お友だち同士なら、次の人が来るからもっと固まって座って」といわれ、「次の人が来たらそうしますので」と返す。結構ボリュームの大きなおしゃべりに耐え切らず、本日は2セットのみ。水風呂でも同じタイミングになったが、人がはいっていようがいまいが水をかなり汲み出すので、落ちつかないんだよなあ。サ室の自主的換気も、ペースがわからず、ちょっと辛い。まあ、一介のお遍路なので、なされるがままを受け入れる。若干反抗的ではあるが。

ここは、いつ行っても、といっても二回だけだけれど、似たような常連さんが蔓延っている。常連がいること、そして混み合っていること自体は、いい施設の証明であると思う。いい施設を支える常連には、ルールというよりマナーにも配慮してほしいものだが、ここには期待できそうにないかな。マナーというのも、個々人でそれぞれバーがあるだろうから、私にとっての、という点は付記しておきたい。

ただ、ここの水風呂は、静かな時は最高。温室屋根のような蒸気抜きの窓を見ながら、ゆらゆらと体を冷やすことができるから。タイミングを見計らって、サウナを楽しめたら、いい環境だろうな。

そのあとは、肉まんの仕事を見学。6年前に転職後早々に取り組んだとある小学校の外観をチェック。よくわからなかったが「大きいね、今風だね」と感想を伝えたら、満更でもない顔をしていた。今の校舎はエレベーターがあるところもあるのね。すごいなあ。設計されたものを、寸分の狂いもなく建てる、私の仕事にも精神的には重なるけれど、いくらでもやり直しがきくものと、そうではない建造物との違い、不思議だなあ。

その足で、奥三軒茶屋の「たまや」に。肉まんが行ってみたかったおでん屋さんだ。一階はスタンディング、二階はキャンプ椅子が並び、若干座りにくいが居心地のよいメンバーだったので、おばんざい、おでん、とりわさ、南蛮漬けなど、適当に頼みながら、飲んではしゃべり、しゃべっては飲んで。この人たちと会わなかったら、私はこんなに銭湯にハマってないかもだなあと思いながら。

厳しいサウナーの三人が集まれば、サ室でのマナーの話や、マナーをどう伝えるか、次に会ってみたいサウナーなどについておしゃべり。うん、こういうおしゃべり楽しいなあ。

次回の会はアダムアンドイブという六本木の施設に決定!次も楽しみにしてるね。


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