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板橋区 梅の湯

2021.8.27.

仕事帰りの、ハシゴ銭湯。今日も続けて板橋銭湯陥落を目指す。
「板橋区役所前」駅で降り、商店街をてくてく10分ほど。
夜ごはん前の時間なので、テイクアウトを勧めるお店なども多く、とっても魅力的な通りだった。

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お風呂のすぐ手前、気になった餃子屋さん。こちらは人気のお店のようで、緊急事態宣言中はお休みの模様。

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メニューも魅力的ですなあ。

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こういう手書きの商店街マップも、雑誌のテイストがわかっていいよね。「大人の・・」だっけ。

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直ぐ道を曲がると到着!
小道を奥に入っていくとここだけ旧いまま大事に残されたような空間が広がっている。仄かな明かりもとっても美しい。

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ちょっと暗いのだけれど、後ろには煙突も見える。宮造りなのだけれど、少し簡易的にも思えるかもしれない。

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今日は比較的涼しい夜。
番台のおじいさんに例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプとシールをいただきつつ、事情聴取。
80歳くらいと思しき店主は、石川県ご出身で、おじさんに誘われて上京し、おじさんの下で銭湯の修行をし、落合「松の湯」、現在の「三の輪湯」の近隣に合った銭湯を借りて経営し、以降中古を譲り受けたこちらに移って30年になるのだそう。

こちらは天井の高い、昔ながらの銭湯。とはいうものの、ペンキ絵はない。その代わり、印象的なのがパステルピンクの天井と壁。とってもきゅんとする。手前にカランと立ちシャワー二席、左からジェットバス二席、バイブラ湯のレイアウトだ。ジェットはめちゃくちゃ強いので、マニアにはたまらないだろう。

お風呂上りに、事情聴取を続ける。おじさんのお子さんたちなど、ご親族でお風呂屋さんがいらっしゃるかを尋ねると、「もうみんな辞めちゃった」と哀しそう。「私だけだから、お前、いつまでやってるんだよ、っていわれるんだ」とのこと。
ちなみに、店主の髪型にぜひ注目してほしい。天本英世さんの帽子付きを地でいっている。こちらもいつか再訪したいな、いつかといわず、近いうちに。

お遍路番号 板橋 22
住所 〒173-0005
板橋区仲宿22−6
電話番号 03-3961-8378
ホームページ
アクセス 都営三田線「板橋区役所前」駅 徒歩7分
休日 水曜
営業時間 15:30−24:00

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