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豊島区 山の湯温泉

2020.10.27.

今日は銀座一丁目で業務終了!

となると、さて。先日、意外と近い、ということがわかった有楽町線・副都心線「要町」にゴーウ。

駅からてくてく、かなり暗い道のりを15分ほどか。住宅街を抜けて、仄かな明かりに空を見上げると、銭湯の煙突!いそいそと入っていく。

靴を預けて、男女別に分かれた入り口を入ると、おじさんが番台に。例によって回数券でお支払いし、スタンプもいただく。姉妹店について伺うと、親族の銭湯経営者はいないとのこと。番台から脱衣所には暖簾がかかっており、ちょっと安心。そしてなんと、本日貸し切りのようだ!やったね。

先ずはささっと脱いで、浴場に。左手に立ちシャワーが二つ並び、カランは18席分がぐるりと並ぶ。真ん中にはご当地駅弁フェアの達磨弁当の様な、くびれの無いひょうたん型の様な、大きな湯船が真っ二つに分かれている。奥側は熱めのジェットバスが二席分あり、結構強めにジェットが噴出されていて、座席はかなり深い。手前はバイブラ湯で、ぬるめ。いずれも日替わり湯の素が入れられており、真っ青なアロエバス。そして手前に7人ほどが定員と思われるよもぎスチームサウナのレイアウト。

先ずはゆっくりお湯に浸かり、ほのぼの温まる。達磨ないしはひょうたんの中間には、フクロウの置物が置かれており、それは特に意味を成してはいないが、ちょっとほっとする。

サウナでは、角のスチームの脇に、よもぎのポプリのようなものが掛けられており、とてもよい香り。結構しっかり香りが弾ける。室内には妙に大きな砂時計もあり、温度計も40度を指していた。もう少し熱めに感じたけれど。見てはいけない虫を窓の外側に発見してしまい、外に出てから水に流しておいた。ここ、清潔感という観点では今一つだが、お湯はとてもいい気がする。水風呂はないので、立ちシャワーでしっかり冷やし、絡んでほっとひとやすみ。

着替えていたら、扉からお姉さんが登場したので、どっきりしつつ、お風呂とお家のレイアウトについて伺う。すると、男湯との境の扉の奥には、釜があるのだそう。そして、薪で沸かしたお湯なんだって。

特筆すべきかどうかは迷ったが、正面のペンキ絵は富士山で、丸山清人画伯と勝海麻衣氏の名前がある。河口湖、2018.10.15とあり、感慨深いねえ。富士山の下にはなぜか和風の景色絵、そして男性側との仕切りには、洋風の景色絵。絵が多いのね。

かわいい湯船とちょっと話題になったペンキ絵のためにぜひ。東京銭湯の記事もおすすめ。

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