見出し画像

新宿区 金泉湯

2020.11.22.

今日も快晴!ということで、家人と外苑前に。
銀杏並木がいい塩梅に色付いていて、人出も通常に戻っているようだ。

並木通りを行ったり来たりして、GO TO eatで時間予約をして「自由が丘バーガー」に入店。予約客用にちゃんと席を確保している様子。注文から食事提供まで、約45分。並んで着席となると、2時間コースかな。
待ちに待ったチーズワカモレバーガーはとっても美味しい。先に到着したジンジャーエールとも合うし、フライドポテトがとってもいい。
私のメニュー、2530円は高いかなあ。クーポンを使って、2人で約5000円。お高いけれど、美味しいランチでした。

千駄ヶ谷から原宿までぶらついた後は、別行動でこちらに。
高田馬場は、四年、いや、五年近く通った道。浪人時代を含めるとね。早稲田通りを早稲田大学方向に進み、明治通りを越えた一風堂の裏手あたり。ここは知らなかったなあ。

例によって回数券でお支払いし、フロントの店主と思われる方に姉妹店についてお尋ねすると、昔から姉妹店はないそうで。
「東京銭湯」記事によると、現在の店主の祖父が富山から上京し、千代田区「明神湯」(廃業)などで修行の後に、1954年に東京型銭湯をここに創業。当時から今に残る、木彫りの懸魚というか兎毛通し、唐破風と千鳥破風の屋根のある宮造建物だ。そして、祖父から父を経て、現在が三代目。「銭湯検定」で学んだ通りの立派な外観で、夕方に来たことをやや後悔。しっかり屋根など確認したかったなあ。

脱衣所がかなり混み合っていて、おそらく開店直後の第一陣のお帰りのタイミングだったようで、天井を確認するのを忘れてしまった。
浴場は、手前左奥に露天風の岩風呂があり、薬湯のようだ。今日はペパーミントとオレンジ。オレンジ風味は全くなかったけれど、1人から2人の広さで小さいながら気持ちいい。どなたか入っていると、お客さんがお互い遠慮し合って、1人でじっくり入らせてもらった。浴場の手前はカラン、奥は左から22度くらいの水風呂、ジェットバス二席、これは水枕がキンキンで気持ちよかった、そして熱湯のバイブラだ。水→熱湯→岩風呂で交互浴もよいし、湯上がり前にジェットで温まるもよし。

こちらは造り的にはペンキ絵がありそうな建屋なのだが、壁面はタイル貼りで、茶色い陰影のとてもおしゃれな造形だ。は茶色がかった立体的な珍しいもの。東欧的でもあり、民藝のような色合いでもあり、タイルの模様は私には、パテを塗る”コテ”のように見えた。一部、鶴の模様のタイルもあった。浴場の天井も高く、とても手入れが行き届いていて素晴らしい。お掃除大変だよね。

ここはまた、早稲田に用事がある時に行ってみたい。是非行く人は、脱衣所の天井と外観もチェックしてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?