サウナ友だちについて その2
サウナ友だちについてのつづきです。
前回のサ友たちは、比較的年代も近く、サ旅もともにする一味も含まれていますが、今回は年代もエリアも拡がり、こんな人たちにも出会えたのね、という自己満足も含め紹介してみます。
・ホーム取り合いおじさん
自宅同士も二駅ほどしか離れておらず、ホーム銭湯が同じサウナーさん。銭湯お遍路の仲間でもある。ホームといっても、私はせいぜい週一しか通えていないのだが、おじさんは昔から通っていたようだ。なのに、サウナ回数券の存在を知らないなんて・・。ホーム銭湯ではビールも美味しいし、露天風呂、日替わり湯など湯種も豊富。ここをホームにしない人の気がしれないのだが、さらに気が狂れているのがこの人だ。ビールの飲み方が容赦なく、寝過ごしも一度や二度ではないそうだ。自分の終電がヤバい、そんな時には憎めない酔っぱらいだけど置いていこう。
・下町居酒屋ラヴァー
職種が近いこともあり、初対面から仲よくさせてもらっている。特に私の前々職と彼女の前職はライバル企業だったこともあり、おそらくどこかしらではお会いしていそうだけれど、はじめてのおしゃべりが銭湯でよかった。初日の印象は、お風呂から先に出て待っていると見せかけて、常に何かしらをぐびぐびいっている、ということ。どんだけ飲むのだろう。ある日は登山でダンスを披露してくれたり、美味しい芳しいお土産を用意してくれたり、ザ・心遣いの女だ。時々愚痴らせてもらっちゃうけれど、これからも是非ご一緒したい業界の先輩だ。
・コテコテの芸人
大阪にお住まいの建築家のおっさん。私も人のことをいえないが、某サウナ関連サイトを出禁になっている。自分が長いからか、私の長文にも優しい。一回のサ活が四部作になることも一度や二度ではなく、利用者として、設計者として、いくつかの立場を織り交ぜ、実験や思想なども含めて読み応えがある。特に施設運営者、オーナーへの事情聴取には定評があり、私も負けていられない。どうやら水風呂に入る時の体勢が決まっているらしく、背面からダイブするらしい。大阪出張の際には美味しい焼肉をご馳走になり、悪いことは書き難いことを察して欲しい。
・自称「長野の四天王」
"自称"というのが何ともいえないが、他の誰も呼んでいないので、哀しいけれどこれが事実。かつて、堀井憲一郎氏が週刊文春の「ホリイのずんずん調査」という連載でランキング調査を行っていたが、そんなノリでサウナ以外の事象について長々と記録している。長野のサ旅の際に一度お会いした限りでは、パッと見、まともそうなおっさんなのだが、こちらで用意した焼酎を全部飲み干されてしまって困惑した。お土産にくれたシャインマスカットがこの上ない美味しさで、夏には毎年お会いしたい。ちなみに、マッサージチェアへの執着を見るにつけ、狂気の沙汰である。
・卓球っ子
名古屋在住のサウナー。近い時期に近いエリアで教育を受けていたようで、勝手に親近感を持っている。あと、ちっとばかしお国言葉が、母親の方言を思い出すこともひとつの理由かもしれない。テキスト上でのやり取りでは、だいぶ歳下だと思っていた。大阪出張の帰りに京都の銭湯巡りに混ぜてもらって、初対面では「同世代じゃん!」と嬉しかった。大人になってからの習い事巡りに共感し、彼の学んだ合気道、卓球には共感しないが、私の社交ダンス、バレエと大差ないだろう。これからプライベートテントサウナを手に入れるそうで、いつか名古屋にお呼ばれしたい。
・看護師のタマゴ
前述の卓球っ子とタマゴの二人組と、京都銭湯巡りをさせてもらった。こちらも、年下と思いきや、ちょっぴり先輩で、テキストとリアルとの違いが楽しい。同年代の同性ということもあり、仕事やプライベートの話など、湯に浸かりながらサウナに入りながら、いろいろおしゃべりした。特に以前の仕事では某地方で伝統工芸の仕事をしていたそうで、うちの祖父とも重なる手仕事。転職の話と相まって、大いに盛り上がった。プライベートも、住まいも、この人、常に若いんだなあと、初対面とは思えない!今年は仕事も大変だろうに、本当によく食べ、よく浸かる、元気な友だち。
・金で解決の男、自称・経済を回す漢
noteをはじめるきっかけとなった事案で、真っ先にコメントをくれた人。あの時は、とても元気をもらった。そして何かのきっかけで「銭湯検定」を受けるということを知り、某サイトのコメント欄などで交流が始まり、検定当日にご挨拶。お互いに無事に合格したこともあり、会合を開いた。パッと見は普通の会社員だが、門限や家庭内外の突き上げがあるようで、内実はストレスフルな生活のよう。金に糸目をかけず、移動時間は金で解決。おぼっちゃまくん並だ。始発サウナ、有給休暇を乱用した日帰り地方サウナ遠征と、秘密裡の行動のため、お土産が買えずに可哀想!
もう少し、続きます!
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