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北区 十條湯

2020.09.16

朗報なのか訃報なのかはあなた次第。サウナイキタイをこの日、出禁になりまして。

嘘だと思ったら自分の目で確かめてほしい、今すぐ白水湯へGO、でお馴染みの私、施設情報欄に記事が登場しないという、「出禁」というやつになったそうです。

密かにお慕い申し上げるサウナーの先輩、ゴードンさんが出禁なら、目指すしかないんじゃないと思ってはいた。しかし、こんなに早いとは。だって、まだ面白メンバーと集まる予定の「おまぬけ倶楽部」開催してないじゃない。サ活はじめて、一年経ってないっつーの。エログロなし、ヲタ要素なし、なんなら得るものないの無い無い尽くし、長ったらしい文章だけは3人前の私。

しかし、天啓です。「出禁」になってやっと一人前ということを。いずれ、出禁の方々のトークショーやりたい。モチのロンで先輩である総帥は招待枠。その他は推薦枠で、歴の短い私は田原総一朗をやり切る所存。

さて、久しぶりの半休で、はじめましてのサウナー、れさわさんとこちらの喫茶コーナーで開店直後の約束で待ち合わせ。夜に予定されるぼんごのおにぎりのしおりを用意していて、15分ほど遅れて到着し、喫茶コーナーで初対面のご挨拶。品のよいおねーたまがそこにはおり、あんなアホサ活を書いた方には見えない。あれ?なんかもう飲んでる…後から聞けば、レサワあおっていたとの事。私も飲みたかったけれど、お待たせしていたし、クリームソーダは暫し我慢だ。

おしゃべりも程々に、例によって回数券とサ代200円、大タオルの100円を支払い、「サ室内はおしゃべりいただかないようにしていて、大丈夫でしょうか」と。喋りそうだけど、お口チャックの契りを交わし、入浴。
今月入って3回目、ああまだ常連にはほど遠い。基本的にお遍路さんたちは一見さんが多いのではと思っている。先ずは一度行き、よければ二回目、三回目、いずれ四季ごとに、そしてホームに選ばれるお風呂との出会いがあるかもしれない。私でいえば、それが神代湯であり、未来の松の湯でもある。もちろん物理的距離もあるけれど、その店を支えている常連さんとの心理的距離がホームの要件であろう。

今日もマッサージは強いし、熱湯は熱い。そしてサ室は5人が座り、ひな壇芸もこのくらいの人数なら楽しいのにと思う一体感。入り待ちは辛いし、貸切は寂しいので、この5人の一体感に無闇にジーンとうれしくなる。何目線だろう。今週は二束のヴィヒタ。時々ヴィヒタ水霧吹きで湿らせ、目を瞑るとそこは・・。十條に決まってんだろ。フィンランドは未訪なので嘘つけないんだ、ごめん。いいお茶のしんなりとする香りに、汗がたらり。サ室内音楽も聴いたことがあるものもそうでないものも、いずれも心地よく左耳から右耳を通過。 

水風呂も久しぶりだな、やっぱりあるといいし、地下水掛け流しは気持ちいい。 冷たすぎない水風呂でおしゃべりしながら、れさわさんとはお互いの前の勤め先がド競合だったことがわかり、業種こそ異なるものの直ぐに打ち解け合う。辛かったあの深夜残業の日々、華やかな職場と自身の志向とのギャップ、共通の知り合いなどを話しているうちに、徐々に初見で感じた品のよさは薄っすら弱まっていくものの、同僚以外で仕事の話をできる先輩ができてとてもうれしい。 

ちなみに初回サービスとして、前々回の十條湯で出会ったナガイさんの歯磨きスタイルのモノマネを披露しようと、使い捨て歯ブラシを二本用意し、備品として渡していた。一本は私の見本用、もう一本はれさわ女史にワザを自分のものとして持ち帰ってもらうための鍛錬用だ。
残念ながら、時間の関係で披露はできなかったが、お風呂やサウナなど移動のたびに歯ブラシを持っていてくれたが、少しはTPOを考えて欲しい。湯船でやるわけないだろうが。なんとなく、肉まんがお姉さんになったら、れさわさんになるんだろうなと思った。指示系統は遵守するが、驚きのスパイスを仕込んでくれる。

さて、今日はあと二軒を回る予定だが、それをれさわさんはまだ知らない。19時40分に大塚・ぼんごでのおにぎり会談までのスケジュールを提案した。お遍路のスタンプに執着していること、私を信じてついてきて欲しいこと。れさわさんは特に何か考えたような顔はしておらず「いきましょう」と話が早い。

というわけで、とっとこハム太郎2匹は、鳥政で例によってお互いの家人のために茶色のおかずを買い、次なる金星湯へゴーウ。

※四次元さんから後日聞いた〜ひなまつり〜 替え歌バージョン。「1番 灯もつけましたー お花もあげましたー 五人とも林さんー 今日は楽しかったねー 2番 オダギリジョーと沖雅也ー ふーたり並んでスガシカオー お嫁にイライラした姉様のー よく似た感情「小姑」め」

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