荒川区 タイムリゾート
2021.10.27.
今日も仕事帰りに。
ドラマを観に帰る都合で、今日は一軒だな・・。ということで、昨晩不意打ちをくらったこちらにゴーウ。
ビル型銭湯で、上にはマンションが連なっている立派なつくり。
フロントの店主と思しき方に、「昨日も来たのですが、お休みだったんですね」と聞くと「年に一回取るか取らないかの臨時休業で、ごめんなさい」とのこと。例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取を。この店主の方が三代目となるのだが、一族の方ではないそうだ。そもそも、こちらの銭湯の初代は、富山県のご出身で、ご夫婦で営まれていたのだが、ご主人が亡くなり、現在は女将さんは90代でこちらのマンションのオーナーでもあるそうで、上の階にお住まいなのだとか。初代ご夫婦の娘さんのお婿さんが二代目店主となったが、その方も年齢が上がり、親族でも、銭湯経験者でもないが、現店主に依頼があったそうで、引き受けたのだそうだ。ありがたい!
参考に、WEB1010の紹介記事はこちら。
記事によると、三代目は岩本さんという方で、ご両親も先代にお手伝いを頼まれていたのだそうだ。ご両親から引き継いで、現在は仕込み(ボイラー点火、お風呂の換水、お湯張り等の開店の準備)フロント業務などほぼ一人で切り盛りしているのだそう。
また、変わった屋号の秘密だが、先代のご家族4人の頭文字から取ったそうだが、リゾートの方は不明だそう。
浴場はとても広く、手前にカランと立ちシャワー三基、左から半露天風呂に二つ浴槽があり、座風呂、寝風呂、そして反対側は岩風呂、中に戻り、バイブラ湯、カラン数席、深め広めの水風呂、椅子の置かれた休憩室、ラドン浴室のレイアウト。
半露天には上に小さな四角窓があり、こういうスペースに湯船が二つというのは珍しいと思った。ちなみに、作った当時は完全露天だったそうだが、諸事情により覆ってしまったそうだ。
ちなみにサウナは現在は男性側のみ営業中だが、女性側の休憩室が元々ドライサウナだったのだろう。電気がついていないので、ここで休憩、というのも不可思議には感じるけれど、結構広め。辞めてしまったのがもったいないなあと思った。
ラドン湯に入ると、常連さんらしきがうとうとしていらっしゃる。びっくりして「のおお!」といってしまい、起こしてしまった。ラドンはラドンガスを含む、いわゆるラジウム温泉のことだそうだ。皮膚を通して体内にとりこまれ、関節リウマチや運動器疾患の患者の痛みを和らげるとのこと。筋肉痛などにもいいのだろうか。
しかし、広々。そして、奥の水風呂がまたいい。私のホームの「神代湯」と同じ深さで、広さは1.5倍ほど。気持ちいいお水だった。サウナが無い今、気づかない方も多いのかもしれないのは、勿体ないなあ。
お風呂上りにフロントでは、野球談議を若いジャイアンツファンのお客さんとしている。こういう常連さんに、私もなりたい。
お話が終わったころ、事情聴取を。サウナをやめたのは5年ほど前で、場所柄、中国や韓国の方も多いそうで、サウナ室が仁義なき戦いになるのだそう。「日本の方も(特に私など)お強くないですか?」と聞くと、「まあそうなんですけどね」とウインク。仁義なき戦いが再発するならば、馳せ参じたい。
フロントの奥には、ソファースペース。ここのソファー、とっても座りやすかった。
漫画も男性向けのものが結構あるね。
テレビでは、ドリカム特集。ついつい鼻歌まじりでいい気分になる。ほんと、ドリカム最高だよね。いいお湯でした。
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