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荒川区 神田湯

2021.7.7.

仕事帰りのハシゴ銭湯、二軒目へ。
店主がとてもキュートな「橘湯」から、徒歩5分ほど。

ビル型銭湯で、二階はアパートになっている模様。
もしかしたら、入居者はこちらに入り放題なのかもしれないね。
外にはポスターなどお知らせがたくさん。

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浴槽種類も、シルキー、薬湯、ジェット、バイブラ、電気、天然鉱石と湯種も多様で、とっても楽しみ!

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レンタルタオルも妙に安い。本当に、サッと思い立ったら来られる街のお風呂屋さんなんだろうな。

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このキャラクターが何のか不明なのだけれど、マッサージ機もあるそうだ。

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フロントにはアルバイトかな、と思われる女の子が。よくよく聞くと、三代目のお嬢さんでした。例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、お話を伺う。彼女の曾おじいさんが初代となるので、細かくはご損じないと思うのだけれど、出身県は不明で、どうやら姉妹店もあるそうだ。21時半頃にはお母さん(=三代目女将さん)がいらっしゃるそうで、「詳しくは母に・・」とのこと。ちょっと今日は長居も難しいので、またの機会にしようかな?
そうこうしていると半裸のおじさんが男湯から出てきて「マッサージが動かないんだけど」とお嬢さんに。お嬢さんは慣れたように、男湯に入っていくのだけれど、流石だし、立派だ。彼女はきっと素敵な四代目になるのではないかなあ。

さて、浴場にはペンキ絵無しで、ビル型銭湯ならではの、モザイクタイル絵なのだけれど、とても細やかで美しい。女湯は富士山と水辺で、ボート遊びをする人々まで描かれている。男湯が欧州の山のようだ。
手前にはカランと右手に立ちシャワーが一基あり、浴槽は左からシルク風呂、電気風呂、手すり、月替わりの天然鉱石風呂のゲルマニウム風呂、座風呂二席、薬湯のレイアウト。
電気風呂は揉兵衛とあり、電極板は手前と奥と。これは罠だ、罠である。お隣のゲルマニウム風呂から手すりに触れないようにしながら、センターきっかりに脚を伸ばすが、びくともしない。しかし油断ならないので、直ぐに踵を返す。
ゲルマニウム風呂の端っこに岩盤泉のような席があり、しっかり汗をかく。そして、シルク風呂も久しぶりにどっぷり。この強めの音と破裂の刺激、気持ちいいんだよね。そしてここの薬湯の濃さったら!じっこう湯なのだけれど、一般的な濃さの二倍はありそう。いい香りにうとうとしてくる。

お風呂上りには、ハンドドライヤーを無料で使えたり、「石鹸の無料貸し出し」があったり、「使い捨て歯ブラシ40円」には紙コップ付きだったり、とっても親切な銭湯という印象がとても強くなった。すっかりファンになっている私。

フロントに戻ると、110円のアイスも気になるのだけれど・・。

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サービス価格の缶ジュース60円のサイダーを購入。小さいサイズ、ちょうどいいね。

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熱中症対策ということで、塩飴もいただく。ほんと、ホスピタリティの固まり。

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窓辺に置かれたキャンドルも、お嬢さんが作ったのかな?なんだか家庭的で素敵。

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東京銭湯の広報誌バックナンバーも、持ち帰り可能。ここの掲示の仕方はわかりやすくていいね。

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外に出ると、結構頻繁に荒川線がゴトンゴトンと。小さい電車、かわいいね。

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お遍路番号 荒川 1
住所 〒116-0011
荒川区西尾久8−38−3
電話番号 03-3893-3413
ホームページ1
ホームページ2
アクセス 都電荒川線「荒川車庫前」駅 徒歩1分
休日 金曜
営業時間 15:00−24:30

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