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練馬区 美寿々湯

2021.7.28.

仕事終わりに、勇気を出して環八ランニングを10.5km。ちゃんと走ったのに、計測が緩く9.4kmとなってしまった・・。
日照りは4連休ほど強くはなかったけれど、それにしても汗だく。

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今日は土用の丑の日であり、桃の葉湯の日の日。
ならば入ってみたい、と練馬まで八幡山から北上してみた。

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遠めに見ると、高い建物がないためか、すらっとした煙突に見える。

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でも、真下から見てみると、こんなに立派!

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こちらは二股カルシウム温泉なのね。

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フロントの白髪の店主に、例によって回数券とサウナ代300円をお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、バスタオルとマットをお借りする。柔道の決勝放映中だったため、事情聴取は後回しに。

浴場の正面はタイル絵で、湖を分かつ大きな滝の絵。滝下の水面の静けさがやや不自然だけれども、水辺の絵ということで。
左右に立ちシャワー一基ずつ、手前にカランが並び、奥の湯船は左からジェットバス、座風呂二席、北海道二股カルシウム温泉、水風呂、ボナサウナのレイアウト。ここの座風呂はよかった。二つの湯船に浸けられた桃の葉らしきも、はじめて嗅いだ香り。紫蘇の香りの出涸らしのイメージかな?悪くない。

水風呂は25度ほどで、常連さんたちは入る度に水を大きく掻き出している。水位が下がれば、自動的に新しい水が放水されるシステムなのね。
サウナは86度で、いい汗がかけるのは、ランニング効果やボナのおかげだけじゃない。ここ、かなり常連さんの佇まいが洗練されているし、親切な方が多い印象だ。
脱衣所でも「汗かいたの?だったら中で洗うといいわよ。なんならサウナで乾かしちゃうのはどう?」「え?世田谷から10km?すごいわね」「いま入っている方たちはいい方ばかりだから、安心して」「また走ってきてね」なんて声をかけてくれる。私も、ホームではじめて会って、気の合いそうな方には「またきてね」と伝えているけれど、私自身はいわれて嬉しい言葉。

さて、ハシゴ前の事情聴取。おや、やっこさんから女将さんに代わっている。
聞くと、現在二代目で、石川県ご出身の初代が、既にあったこちらの銭湯を買い取り、経営をはじめたのだとか。屋号の由来は、前の持ち主のお妾さんのお名前のようで、当時は節税のための経営でもあったのだそう。
姉妹店は、区内の上か下のつく石神井付近に親族が営む「栄湯」が数年前まであったのだそうだが、既に廃業とのこと。

ここはまた、ゆったりきたいな。遠いけど。

サウナ:5分 × 3
水風呂:2分 × 3
休憩:3分 × 3
合計:3セット

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お遍路番号 練馬 23
住所 〒178-0062
練馬区大泉町6−10−2
電話番号 03-3924-5010
ホームページ
アクセス 西武池袋線「大泉学園」駅 徒歩15分
休日 月曜・金曜 ※祝日は翌日休
営業時間 16:00−22:30 ※日曜、祝日は15:00から営業

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