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言葉をつむぐことでの癒しと怖さを感じた2023年

今年は「言葉での癒しと脅威」を実感した年だった。
癒し:すみだクリエイターズクラブTシャツ展でのインタビュー
運営をやらせていただき、その中で出品者のクリエイターの方々に作品の想い、つくることへの想いを伺えた。その中で紡ぎだされた言葉は癒しであり、底から力がみなぎってきた。

怖さ:こっちの方が多いのだがウクライナ戦争、ガザ地域虐殺、ジャニーズ性加害など日本で今年起こった数々の差別、自己責任論、ネトウヨの言論。
特に、6月に強行採決された入管法改悪法案は、助けを求めて日本に来た人たちを無下に殺すことになり、ここまで来たのかと寒気を覚えた。直接関係ないとは思えなくなり、いてもたってもいられなくなって、民青に加わっていろいろ活動をはじめた。

私は小さいこと、内弁慶だったので自分が何か理不尽なことをされても家で言えなかったことを発散し「ここで言うんじゃなくてそいつに向かって言い返してやれ」と親によく言われてきた。復讐、というよりはちゃんと自分の気持ちを伝えることは本当に大切なのだな、と今年の数々酷い出来事を見ながら思った。そして、第三者にとって必要なのは勇気を出して言葉を出してくれた人を守ること、責めないこと。また、悪い奴には悪いんだと、アクティブバイスタンダーとしてスルーせずに援護すること。どっちもどっち論は強者の屁理屈。なんとなくいい子ちゃんぶってたのが少しづつ一皮むけて、誰から(ネトウヨとか頭悪い人)どう思われようと気にしなくなった年になりつつある。これが、年齢を重ねるということなのかもしれない。

内外の悲惨な出来事もあって、あっけらかんと「明けましておめでとうございます」とあまり言えないが、ゆっくり心身休めて年明け、ゆっくりと動き出していきましょう。みなさん、お疲れさまでした。


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