![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108966042/rectangle_large_type_2_e0ae3d814650e56b24dbb02caf5d4c96.jpeg?width=1200)
ファイリングの重要性とは?目的やコツも解説
全ての技術の基盤になる工程のひとつ、ファイリング。「キレイに揃えるのが難しい」と感じている方も多いはず。今回は、ファイリングの重要性や目的、コツをご紹介します。
ファイリングの重要性
![](https://assets.st-note.com/img/1687482730471-s2RAY2gaLV.jpg?width=1200)
ファイリングとは、ファイルを使って爪の長さや形を整えることです。ファイリングを行う目的は大きく分けて「爪の層を整えること」「形を形成すること」の2つ。
爪は背爪(トッププレート)、中爪(ミドルプレート)、腹爪(アンダープレート)の3層でできており、層が乱れていると二枚爪や乾燥の原因になります。そのため、層の乱れを整える必要があるのです。
また、ファイリングを行うことで見た目をキレイに整えられます。見た目をキレイに整えることで、女性らしさを演出できるだけでなくネイルアートの良さを引き立たせてくれます。
ファイリングに必要な道具は?
![](https://assets.st-note.com/img/1698314120292-GCFzvnXsv5.jpg?width=1200)
ファイリングを行うには、ファイルが必要です。ファイルの粗さはグリッド(G)で表され、数が少ないほど目が粗いのが特徴。また、ファイルには「エメリーボード」「アクリルファイル」「スポンジファイル」などの種類があります。ここでは、それぞれの特徴を解説します。
エメリーボード
エメリーボードは、自爪の長さや形を整えるのに適したファイルです。ファイリングでは主にエメリーボードを使います。厚みがなく余計な力が入りにくいので、扱いやすいのが魅力。グリッドは180〜240Gのものを使うのがおすすめです。
Önschoolのおすすめは、ダイヤモンドエメリー。人工ダイヤモンドを施したやすり面でパワフルな使い心地ながら、通常のエメリーボードよりも薄く、サイドストレートをとる際の繊細な作業にも最適です。
アクリルファイル(ゼブラファイル)
アクリルファイルは、ゼブラファイルとも呼ばれ、ジェルを削るために使われるのが特徴。面と面の間に薄いスポンジが入っており、厚みがあるので力が入れやすくなっています。グリッドは100〜180Gのものを使うのがおすすめです。
スポンジファイル(バッファー)
スポンジファイルは、バッファーとも呼ばれ、爪の表面を滑らかにするために使われるのが特徴。表面にスポンジが使われており、サンディングやバリ取りに使われます。グリッドは180〜200Gのものを使うのがおすすめです。
シャイナー
シャイナーは、その名の通り爪を磨くために使われるファイルです。シャイナーで爪の表面を磨くことで、ジェルやマニキュアよりもナチュラルな光沢を出すことができます。シャイナーは一般的に1,000G以上のファイルを指します。
ファイリングの方法とコツをご紹介
![](https://assets.st-note.com/img/1687484974907-0kUmYvY99Y.png?width=1200)
苦手意識のある方も多いファイリングですが、全ての技術の基盤になる工程なのでしっかり身につけたいもの。ここでは、ファイリングの方法とコツをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
長さや形を整える
まずは先端から削り、長さを整えます。爪先にファイルを当て、爪に沿って動かしましょう。ネイル検定においてはファイルは一方向に動かすのが基本ですが、サロンワークでは往復がけもOK。シーンに合わせて適宜対応を変えてみてください。
爪の長さが決まったら、ネイルプレートの両サイド〜コーナーの順に削っていきます。この時、ファイルを持つ手には力を入れず、ストローク長めに動かすのがポイントです。
しっかりとスキンダウンする
ファイリングを行う際は、ファイルを持っていない方の手でスキンダウン(皮膚を下げて押さえること)し、皮膚をしっかりガードしましょう。また、しっかりと固定することで、お客様に伝わる振動も軽減させられます。
左右のバランスを確認する
ファイリングでは、左右のバランスも非常に重要なポイントになってきます。左右シンメトリーな形に仕上げることで、仕上がりの美しさはもちろん、爪の耐久性も上がります。理想の形に仕上げるためには、全体のバランスをさまざまな角度から見て、長さや形、角、バリの有無をチェックしましょう。
Önschoolではファイリングも学べる
![](https://assets.st-note.com/img/1687486493789-anZbimdwZC.jpg?width=1200)
ファイリングの上達のためには、手の動きを細部まで真似してみることが重要です。Önschoolでは、ファイリングはもちろんワンカラー、フィルインなどさまざまな技術が学べます。ここからは、Önschoolのレッスン内容についてお伝えします。
1DAY レッスン
![](https://assets.st-note.com/img/1687486515027-c1ImPE90dX.jpg?width=1200)
1DAY レッスンは、サロンワークの基礎となる「ワンカラー技術」を学べるコースです。左右対称のファイリング方法や適切なプッシュアップの仕方、ニッパーの基本動作などケアからトップ仕上げまで、ワンカラーの工程をお伝えします。
▼1dayレッスンで学べる技術
〇左右対称のファイリング方法
〇適切なプッシュアップの仕方
〇ニッパーの基本動作
〇マシンケア実践練習
〇爪別の対処方法
〇爪の育成に適したフォルム形成の仕方
〇最適なジェルの塗布量
〇へこみなく仕上げる方法
〇リフトさせないベースの塗り方
〇サイドの漏れとがたつきの対処法
〇サイドとエッジの塗りこみ方
〇キューティクル際のライン取り方法
〇筆と手の使い方
〇カラー別の正しい塗布料
〇歪みなく仕上げるコーティング方法
2DAY フィルインレッスン
![](https://assets.st-note.com/img/1687486542553-tIprF5BMcV.jpg?width=1200)
2DAY フィルインレッスンは、通常のジェルネイルよりも爪へのダメージを与えにくい「フィルイン技術」を学べるコースです。マシンの使い方はもちろん、フィルイン前のプレパレーションやマシンビットの選び方などもしっかりとお伝えします。
▼フィルインレッスンで学べる技術
〇フィルイン前のプレパレーション
〇6週間リフトさせない方法
〇爪の育成も出来るフィルインの為のフォルム作り
〇歪みの見方
〇中浮きを防ぐベースの塗り方
〇フィルインに適したベースジェルとその性質
〇フィルイン時の説明とカウンセリング方法
〇爪別のチェックポイント
〇爪と甘皮の基本構造
〇マシンビットの選び方
〇ベースをしっかり綺麗に残す方法
〇段差のない削り方
〇中浮きの削り方
〇先端の厚みの取り方
〇マシンオフ実践練習
〇フィルイン時の亀裂補正と長さ出しの仕方
〇ジェルが浮きやすい方への対処法
〇次回予約に繋がるご提案の仕方
アカデミックプログラム
![](https://assets.st-note.com/img/1687486314865-r1V4hhvtAl.jpg?width=1200)
アカデミックプログラムは、ネイルの基礎やサロンワークが学べる3ヶ月集中プログラムです。知識を学ぶと同時に、実践練習にフォーカスすることで確実に技術を身につけられます。個人サロン開業を目指す方向けに、サロンの立ち上げをサポートさせていただく「サロンブランディングコース」もご用意しております。
ファイリングは全ての基盤になる技術
![](https://assets.st-note.com/img/1687486616323-M8Djkge46x.jpg?width=1200)
今回はファイリングの重要性や目的、コツをご紹介しました。ファイリングに苦手意識を持っている方も多いですが、しっかり身につけることでネイリストとしての幅も広がります。技術を確実に積み上げていきたい方は、ぜひÖnschoolのレッスンにご参加ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?