見出し画像

QOLを上げる福祉ネイルとは?美容ネイルとの違いや特徴をご紹介

福祉ネイルとは、主に高齢者や障害を抱えている方に対して施術するネイルのことです。今回は、福祉ネイルの特徴や美容ネイルとの違い、福祉ネイリストに向いている人の特徴をご紹介します。


福祉ネイルとは

福祉ネイルとは、高齢者や障害を抱えている方に対して行うネイルのこと。ネイルを通して指先に彩りを与えるだけでなく、癒しや希望を与え、QOL(Quality of life)を上げるお手伝いをするのが目的です。

歩行が困難な方や自宅療養中の方が多いため、ネイルサロンへ行くのが困難なことも多いことから老人ホームや自宅などへ訪問して施術を行うケースもあります。

福祉ネイルと美容ネイルの違いは?

近年、注目を集めている福祉ネイル。福祉ネイルと美容ネイルの違いはどのような点にあるのでしょうか。ここでは、福祉ネイルと美容ネイルの違いを解説します。

対象者の違い

福祉ネイルと美容ネイルの大きな違いのひとつが「対象者の違い」です。福祉ネイルは主に高齢者や障害を抱えている方に対して施術する一方、美容ネイルは美容目的や自爪育成を目的とする方に施術します。

また美容ネイルの場合、お客様自らネイルサロンへご来店されますが、福祉ネイルの場合は訪問がメインとなる場合が多いようです。

施術内容の違い

福祉ネイルと美容ネイルでは「施術内容の違い」もあります。美容ネイルはジェルネイルが主流となっていますが、福祉ネイルはマニキュアやピールオフタイプのジェルを使うことが多いです。

福祉ネイルは、お客様の体調を考慮して施術時間を短縮したりネイルをオフする際の負担を軽減したりするため、さまざまな工夫が必要と言えるでしょう。

施術場所の違い

また、福祉ネイルと美容ネイルでは「施術場所の違い」もあります。福祉ネイルを利用される方は、ご高齢であったり足が不自由であったりする場合が多いです。そのため、老人ホームや自宅などに訪問して施術を行うケースが大半を占めています。

また、福祉ネイルではお客様の体の負担にならないよう、スピーディーな施術が求められます。

福祉ネイリストに向いている人の特徴

福祉ネイリストを目指す方の中には「自分は福祉ネイリストに向いているのかな…」と不安を感じている方もいるでしょう。ここでは、福祉ネイリストに向いている方の特徴をご紹介します。

ネイルが好き

福祉ネイリストに向いている方の特徴のひとつに「ネイルが好き」であることが挙げられます。

福祉ネイリストとして活躍するには、お客様の爪の状態を見極める力や希望のデザインを実現する技術が必要です。ネイルが好きという思いがあれば、知識や技術を身につけるためのモチベーションになるでしょう。

人の笑顔を見るのが好き

「人の笑顔を見るのが好き」な人も、福祉ネイリストに向いています。美容ネイルと同様、福祉ネイルのお客様もネイルからパワーをもらいたいという方が多いです。

ネイルが完成した際のお客様の笑顔は格別。自分の施術でお客様を笑顔にしたい方は、福祉ネイリストに向いていると言えるでしょう。

社会貢献がしたい

「社会貢献がしたい」人も、福祉ネイリストに向いています。福祉ネイルは美容ネイルと比較すると単価が安いことが多いです。しかし、高齢者や障害を抱えている方に対して施術を行うことで社会貢献ができます。

利益よりも自分の技術を必要としている方に提供したいという思いがある方は、福祉ネイリストに向いていると言えるでしょう。

福祉ネイリストの働き方をご紹介

ここまでは福祉ネイルと美容ネイルの違いや、福祉ネイリストに向いている人の特徴をご紹介しました。「実際の働き方が気になる」という方も多いのではないでしょうか。ここでは、福祉ネイリストの働き方をご紹介します。

働く場所や雇用形態は?

福祉ネイリストの多くは老人ホームやデイサービス、お客様の自宅などに訪問して施術を行います。そのためネイルの道具を持ち運んだり、自家用車や交通機関などで移動をしたりする必要があります。

また、福祉ネイリストの多くはフリーランスとして働いています。フリーランスとは企業や団体などに所属せず、個人で仕事を請け負う働き方のこと。美容ネイルと比較すると仕事はそう多くないため、家事や育児のスキマ時間に働く方、副業として働いている方が多いのが現状です。

資格は必要?

通常のネイリスト同様、福祉ネイリストになるためには、美容師や理容師のような国家資格は必要ありません。しかし、訪問先によっては「JNECネイリスト技能検定試験」「JNAジェルネイル技能検定試験」などの検定、ネイルサロンでの実務経験が問われることもあります。

せっかくネイルをするのなら、お客様にはリラックスしながら楽しんでもらいたいもの。福祉ネイリストとして活躍するなら、福祉ネイリスト認定制度や介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)などの専門的な知識を身につけるのもおすすめです。

福祉ネイリストを目指すならÖnschoolがおすすめ

福祉ネイル、美容ネイルともに必要なネイルの知識や技術の向上を目指すなら、Önschool(オンスクール)がおすすめ!

Önschoolでは本質的かつ実践的なサロンワーク技術を学べる場所として「1DAY レッスン」「2DAY フィルインレッスン」「アカデミックプログラム」の3種類のレッスンをご用意。ここでは、Önschoolで受講可能なレッスンについて詳しくご紹介します。

▼Önschoolはこんな方におすすめ!

・23,200円(税込)〜/3時間〜無理なく通いたい方
・検定より知識や技術を重視したい方
・本質的かつ実践的なサロンワーク技術を学びたい方

1DAY レッスン

1DAY レッスンは、サロンワークの基礎となる「ワンカラー技術」を学べるコースです。左右対称のファイリング方法や適切なプッシュアップの仕方、ニッパーの基本動作などケアからトップ仕上げまで、ワンカラーの工程をお伝えします。

▼1dayレッスンで学べる技術

〇左右対称のファイリング方法
〇適切なプッシュアップの仕方
〇ニッパーの基本動作
〇マシンケア実践練習
〇爪別の対処方法
〇爪の育成に適したフォルム形成の仕方
〇最適なジェルの塗布量
〇へこみなく仕上げる方法
〇リフトさせないベースの塗り方
〇サイドの漏れとがたつきの対処法
〇サイドとエッジの塗りこみ方
〇キューティクル際のライン取り方法
〇筆と手の使い方
〇カラー別の正しい塗布料
〇歪みなく仕上げるコーティング方法

2DAY フィルインレッスン

2DAY フィルインレッスンは、通常のジェルネイルよりも爪へのダメージを与えにくい「フィルイン技術」を学べるコースです。マシンの使い方はもちろん、フィルイン前のプレパレーションやマシンビットの選び方などもしっかりとお伝えします。

▼フィルインレッスンで学べる技術

〇フィルイン前のプレパレーション
〇6週間リフトさせない方法
〇爪の育成も出来るフィルインの為のフォルム作り
〇歪みの見方
〇中浮きを防ぐベースの塗り方
〇フィルインに適したベースジェルとその性質
〇フィルイン時の説明とカウンセリング方法
〇爪別のチェックポイント
〇爪と甘皮の基本構造
〇マシンビットの選び方
〇ベースをしっかり綺麗に残す方法
〇段差のない削り方
〇中浮きの削り方
〇先端の厚みの取り方
〇マシンオフ実践練習
〇フィルイン時の亀裂補正と長さ出しの仕方
〇ジェルが浮きやすい方への対処法
〇次回予約に繋がるご提案の仕方

アカデミックプログラム

アカデミックプログラムは、ネイルの基礎やサロンワークが学べる3ヶ月集中プログラムです。知識を学ぶと同時に、実践練習にフォーカスすることで確実に技術を身につけられます。個人サロン開業を目指す方向けに、サロンの立ち上げをサポートさせていただく「サロンブランディングコース」もご用意しております。

Önschoolは福祉ネイリストを目指す方を応援します

今回は福祉ネイルの特徴や福祉ネイリストに向いている人の特徴をご紹介しました。高齢化が進行する中、需要の高まりが見込まれる福祉ネイル。Önschoolでは、福祉ネイリストを目指す方をサポートさせていただきます。興味がある方は、ぜひÖnschoolのレッスンにご参加ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?