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プロネイリストとして身につけたい「フィルイン」技術とは?特徴やメリットをご紹介

プロネイリストとして働くには、基礎技術に加えて「フィルイン」技術も身につけておくのがベター。第3回目のnoteでは、フィルインのメリットややり方、Önschool(オンスクール)のフィルインレッスンについて詳しくご紹介します。


フィルインとは

フィルインとは「一層残し」とも呼ばれ、通常のジェルネイルよりも爪へのダメージを与えにくい技術のことです。

通常、ジェルネイルはベースジェル、カラージェル、トップジェルの3層で構成されています。アセトンを使用するジェルの付け替えの際には、アセトンでベースジェルを溶かしてオフします。

しかし、アセトンは揮発性が高く、爪や皮膚へ刺激を与えたり、乾燥の原因になったりすることがあります。実際に医療現場などでは、アセトンを素手で触ることは避けられているほど。

また、ジェルネイルを続けているお客様からは「爪がボロボロになってきた」「爪の薄さが気になる」といったお悩みを聞くこともあるはず。これは、アセトンを使用してベースジェルを溶かすことや、ジェルの全オフによるサンディングで引き起こるもの。

一方、フィルインではベースジェルのみ残してマシンでジェルを削ります。そのため、爪へのダメージを最小限に抑えられるのです。

フィルインのメリットは?

近年、フィルインを導入しているネイルサロンは増加傾向にあります。そこで重要になってくるのが、正しい知識をつけることです。ここでは「気になっているけれど、実際どうなの?」と感じている方のために、フィルインのメリットを詳しくご紹介します。

爪へダメージを与えにくい

フィルインの最大のメリットは、爪へのダメージを与えにくい点です。前述の通り、フィルインはアセトンを使うことなくジェルをオフできます。そのため、お客様の爪や皮膚に刺激を与えたり乾燥させたりすることが少なくなるのです。

お客様に長くジェルネイルを楽しんでもらうためには、爪の健康が重要。フィルインを行うことで、爪へのダメージを最小限に抑えながら施術ができます。

ジェルのもちが良くなる

ジェルのもちが良くなる点も、フィルインならではのメリットです。フィルインを行うことで4〜6週間ジェルが浮かない状態をキープできます。フィルインに使うベースジェルは爪との密着度が優れているため、根本や先端から浮いてくることが少ないのが特徴。

お客様の中には「爪に髪がひっかかる」「ジェルが浮いてキレイな見た目が保てない」とお悩みの方もいるはず。フィルイン技術を学ぶことでお客様の悩みに対して、より良い提案ができるようになるでしょう。

フィルインのデメリットは?

ここまではフィルインの特徴やメリットをご紹介しましたが、フィルインを導入するに当たって気になるのがデメリットではないでしょうか。ここでは、フィルインのデメリットをご紹介します。

ダストが舞ってしまう

フィルインは、基本的にマシンを使用してジェルを削るため、ファイルよりもダストが舞いやすいというデメリットがあります。

しかし、集塵機を導入することでカバーできるのであまり気にしなくても良いかもしれません。吸引力の強い集塵機を選ぶことで、お客様の洋服や荷物にダストが付着するのを防げるでしょう。

高い技術が必要となる

フィルイン技術自体は20年以上前から存在しているものの、高度な技術を必要とすることから、まだまだ主流とはなっていません。

フィルインはベースジェルを残して施術を行うため、ベースジェルが長く密着するようにジェルを塗る技術が必要です。また、マシーンの使い方をしっかりと学ばないとベースを残してジェルを削ることも困難でしょう。

こちらも、しっかりと技術を身につけることで解決が可能なので、メリットとデメリットを照らし合わせた上でフィルインの導入を検討してみてください。

フィルインを学ぶならÖnschoolがおすすめ!

石川県・金沢市周辺でフィルインを学ぶなら、Önschool(オンスクール)がおすすめ。Önschoolでは、フィルイン技術をしっかり習得可能な「2DAY フィルインレッスン」を開催しています。ここではÖnschoolのフィルインレッスンについてお伝えします。

2DAY フィルインレッスンとは?

フィルインレッスンは、通常のジェルネイルよりも爪へのダメージを与えにくい「フィルイン」技術を学べるコースです。マシンの使い方はもちろん、フィルイン前のプレパレーションやマシンビットの選び方などもしっかりとお伝えします。

▼2DAY フィルインレッスンの流れ

DAY1 プレパレーション〜ジェルオン
DAY2 ジェルオフ〜ジェルオン

レッスン時間は、各日9:30〜16:00の計12時間。また、受講後1ヶ月間のLINE添削に加え、必要に応じてフォローアップレッスンを行うので、しっかりと技術を身につけられます。さらに受講人数は4名の少人数制なので、的確なフィードバックが受けられるのもうれしいポイントです。

フィルインのやり方•流れは?

Önschoolでは、私たちがたくさんの学びの末に辿り着いた、ハイクオリティなフィルイン技術をお伝えしています。まずは流れを押さえておきたい方のために、フィルインのやり方をご紹介します。

ジェルの表面を削る

まず、トップジェルとカラージェルをマシンまたはファイルで削ります。ベースジェルが近くなってきたら、慎重に削っていきましょう。この時、ベースジェルに浮きがないかもチェックしてください。トップジェルとカラージェルが削れたら、爪の長さや形も整えていきます。

POINT

・マシンの種類・使い方を押さえておく
・フィルイン前のプレパレーション
・ビットをあてる角度や圧も重要

プレパレーションを行う

プレパレーションとは、カラージェルやトップジェルをムラなくキレイに塗るための下準備のこと。甘皮処理やダストの除去、拭き取りを行いましょう。ダストや油分が爪に残っていると、浮きの原因になるので注意してください。

POINT

・ルースを残さない
・ダストをしっかりと除去する

ジェルをのせる

プレバレーションが終わったら、伸びてきた箇所も含めてジェルをのせていきます。全体が均一になるようにジェルをのせていくのがポイント。ジェルが表面張力によって自然に平らになろうとする「セルフレベリング」の性質も頭に入れておきましょう。フォルムを整え、カラーやアートが終わったら、トップジェルを塗り仕上げていきます。

POINT

・全体が均一になるようにジェルをのせていく
・表面を触り過ぎない
・爪の形状を理解する

フィルイン技術を身につけることがネイリストとしての強みに

今回は、フィルインの特徴やメリットをご紹介しました。Önschoolでは「フィルイン技術を身につけることが強みになる」と確信しています。フィルインを学びたい方は、ぜひÖnschoolの2DAY フィルインレッスンにご参加ください。


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