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新環境初期デッキ選択最強理論【シティリーグS3優勝 ジュラルドンVMAX】

どうも、おんし(@onshinfutsu)です。
7/10に宝島多治見で行われたシティリーグにて、同行した友人が優勝しましたので、思考のまとめとしてnoteに残しておきます。
前日に考えていたのでデッキの内容的に浅い部分はあるかもですが、選択に至った考えなどが参考になればと思います。

デッキ選択に至った経緯

ジュラルドンVMAXデッキを使うことを決めたのは前日にリモートポケカで練習している際に、優勝者の彼が明日新弾発売日後だしジュラルドンいるかもということで対面で出してきたことがきっかけです。
気になったデッキはとりあえず組んでみることは知識も得られるし、良いこと尽くめなのでオススメです。
対面してみて気付いたことは、大きく3つでした。

①対戦相手が気を付けないといけないことが増える
②ジュナイパーのデッキに対して練習する必要がない
③鋼タイプが環境にいるデッキに対していける要素がある

①対戦相手が気を付けないといけないことが増える

ポケモンカードを遊んでいて常々思っていることがあるのですが、自分自身含めどんな人でもプレイミスが起こるということです。これは上手下手例外なく起こります。そこに自分で気づける人が成長出来て強い人です。
新弾が出た翌日なのもあり、相当モチベーション高く遊んでいる人以外はジュラルドンデッキと初めて対戦するタイミングがシティリーグ当日になるわけです。そうなると、ジュラルドンVMAXの特性が活きることになります。

新規キャンバスaaa

特性<まてんろう>が特殊エネルギーがついている相手のポケモンからワザのダメージを受けないという効果を持っています。
これにより、対戦相手は特殊エネルギーを採用している場合には安易にエネルギーを張ることができず、普段とは違ったプレイングを求められます。普段と違うことを求められれば自ずとミスが起きます。そしてその相手のミスはこちらに有利に働きます。
今の環境で採用されている特殊エネルギーは、キャプチャーエネルギー、オーロラエネルギー、いちげきエネルギー、れんげきエネルギーなどが主に挙げられます。沢山採用されていますね。

②ジュナイパーのデッキに対して練習する必要がない

シティリーグなどの大会では、特性<みつりんめいさい>を持ったジュナイパーのデッキを握る人が大体数人いたりします。こういったルールを持つポケモンからダメージを受けないようなポケモンを押し付けるデッキは、構築段階で対策をしていないと勝ち筋がない場合が数多くあります。
ジュラルドンVMAXのワザには、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しないという効果があるため、ジュナイパーにもダメージが通ります。そのため、無理なく勝つことができます。

③鋼タイプが環境デッキに対していける要素がある

鋼タイプは炎タイプに弱点を突かれますが、現状環境にいる炎タイプのデッキは多くないです。ビクティニVMAXと新弾環境では炎軸のレックウザに入っている炎タイプですが新弾2日目であるため、デッキとしては多くないと想定していました。溶接工をメインサポートとしているデッキは安定感が低いと判断している人が多いんじゃないかと思います。
その場合には、ほぼ弱点を突かれることはない上に、ジュラルドンVMAX自体は弱点がないポケモンなので炎タイプのデッキにも押していけるポケモンになります。
また、対戦相手の弱点を突ける可能性があります。環境にいる鋼弱点の主なポケモンは以下のポケモンになります。

新規キャンバスaaaaa

VMAXからワザを受けないグレイシアVMAXや新弾のスイクンVでサブアタッカーを得たはくばバドレックスVMAX、こくばバドレックスVMAXのサブアタッカーのマホイップVMAX、連撃バレットなどで採用されているニンフィアVMAXなどが挙げられます。一定数いるであろうデッキのアタッカーに弱点を突けるのはとても偉いです。

当日のデッキリスト

画像3

デッキコード[x8xxac-4NGI9L-c8Jc4D]

当日のマッチアップ

予選
 1回戦 雪道ゲンガー 6-0
 2回戦 連撃ウーラオス 4-6
 3回戦 ニンフィア 6-3
 4回戦 ゲンブラ 6-3
 5回戦 3神ザシアン 6-5
決勝トーナメント
 1回戦 連撃テンタクル 6-0
 2回戦 ダイナブラッキー 6-4
 3回戦 はくばバドレックススイクン 6-0

決勝トーナメントに残ったデッキ分布が、以下の通りです。

・ジュラルドン(優勝者) 1
・連撃テンタクル 2
・連撃ウーラオス 1
・連撃ウーラオスインテレオン 1
・はくばスイクン 1
・ダイナブラッキー 1
・ビクティニブラッキー(筆者)  1

決勝トーナメント始まった段階で筆者と優勝者が当たらない限りはジュラルドンの優勝だろうなというデッキ分布でした。
ちなみに筆者も同じデッキを使おうと思っていましたが、鋼のジュラルドンVが用意できずに諦めました。
結果決勝トーナメント初戦ではくばスイクンに水掛けられて負けました。

採用不採用理由と採用候補カード

全部は大変なので、調整時に主に触れたカードについて書きます。

【アルセウス&ディアルガ&パルキアGX】1枚
みんな大好きルールブレイカー。ルールを持たないポケモンが主軸のデッキに対してめちゃくちゃ強いカードです。シティリーグなどでは普段触れたことないデッキなどに触れる瞬間があります。そういったデッキにどこまでも強いGXワザを持っています。また、連撃テンタクルがいる可能性も加味して入れた方がいいと思いました。実際に決勝トーナメントで連撃テンタクルに勝てているのでよかったと思います。

【ドーミラー】3枚
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXを採用するにあたって、オルタージェネシスGXで30+30でHP60のポケモンをきぜつできるようになるので30与えられるドーミラーを採用しました。1枚だけもう一種類のドーミラーを採用してもいいかもしれません。

【マーシャドー】1枚
序盤はザシアンVもドローソースとして考えられますが、頂への雪道でその動きが出来なくなるのを嫌っての採用となりました。

【ガラルサンダーV】不採用
悪タイプのゲンガーVMAXやムゲンダイナVMAXを見て採用されている人もありましたが、どちらのデッキも特殊エネルギーが多くジュラルドンVMAXで押せる場合が多いと思い、アルセウス&ディアルガ&パルキアGXよりも優先度低かったため不採用となりました。

【ドータクンバレットに採用されるポケモン】不採用
ドータクンバレットに採用されるポケモンの例としては、クワガノンV、キュウコンV、ネクロズマV、ガラルファイヤーV、ムゲンダイナV、アメイジングザシアンなどは今回は不採用でした。弱点を突きあう混沌とした環境だったため、今回は一番汎用性の高いアルセウス&ディアルガ&パルキアGXは採用しましたが、他の対策カードは採用しませんでした。環境読みの自信と己の運を信じるならこういったカードをデッキに忍ばしておくのもいいんじゃないでしょうか。マッチング運などに左右されてしまうので注意が必要です。

あとがき

今回のシティリーグは、優勝者含め同行者みんなCSPゲットできるだけの成績は残せたのでいい大会でした。優勝者の彼も始めてからの日が浅い割には大会で勝ち切れたのでいい経験になったのではと思います。
JCSが今週にありますが、自分は5pt足らないため優先権を得られず、抽選にも外れたため天国から皆さんを応援していますので、参加される方は頑張って下さい。
混沌とした環境かと思いますが、人事を尽くして天命を待ちましょう。

本題に対しての記事はおしまいですが、以下は自分がビクティニブラッキーを選んだ経緯と個人的思考の走り書きです。言いたいことは大体上の方でまとめましたので、投げ銭ということでお願いします。
投げ銭はいつも練習させていただいているメモリーコーポレーション(@memory_corp)でパック購入で経済回したいと思います。
皆さんも愛知に訪れる際には寄ってみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただき感謝します。

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