松丸亮吾さんとカードの視認性
どうも、おんし(@onshinfutsu)です。
公式の動画を見て、松丸亮吾さんに共感したことと、それに関連して日頃感じていたデッキの視認性についてのお話です。
■松丸式
まずはこちらの【公式】ポケモンカードチャンネルの動画を見てきましょう。
―――見られましたでしょうか?
謎解きのテレビ番組でおなじみの松丸亮吾さんですが、ポケモンカードのCMやシティリーグにも参加しており、ポケモンカードも精力的に活動しています。
今回の動画で使っているデッキもシティリーグで9位になったデッキで、実力もかなりのものだと思われます。
個人的に気になったのが、動画の最後で次のように語っていた点です。
「マッドパーティだけ色違いにして、デッキを見たときに何枚マッドパーティがいるかっていうのがレアリティを揃えておくと確認がしやすくて」
”プレイ以外でも出来る限りを勝つために尽くす”という考え方がめっちゃ好きです。
自分のマッドパーティもこの考え方で、以下のようなレアリティで組んでいます。
内訳としては、マッドパーティのワザを持つポケモンのみ色違いを採用しています。デデンネGXはかわいいからタッグオールスターズのSRを使っていて、エネルギーはトレーナーと区別するためにミラー仕様のカードを使っています。
理想としてはグッズやヤレユータンのみをURにすることで他のカードの視認性も良くなるのですが、カードのレアリティが高くなると興奮する性癖を持ち合わせていないのでマッドパーティのみレアリティを変更するに留めました。
「特定のカードだけレアリティを変えるってそれ普通じゃない?」って思うかもしれませんが、今回のデッキで差が出るところはヤバチャやヤレユータンの色違いを採用していないことです。
これを採用しないことによって、キラ背景のカードがマッドパーティのみになるのでサイド落ちを瞬時に確認することができます。
公開されているデッキの多くがヤバチャなども色違いで採用されており、そうでないデッキを見て感動した所存です。
松丸亮吾さんのデッキについて、より理想を求めるなら、同一のカードのレアリティを揃えてるべきではあると思います。
なぜかというと、たねポケモンがいない場合の手札公開した情報とトラッシュのカードと照らし合わすと、デッキに特定のカードが残っていることが透けることがあるからです。
ただ、そうしないことから読み取れることとしては、ただ勝ちを求めるだけでなく、自分で引いた高レアリティのカードを入れるという子供心も持ち合わしているのではないかと解釈しました。
勝手にいろいろ妄想するオタクの松丸亮吾さんに対する感想でした。
■カードの視認性について
自分が使っていて視認性が悪いと感じていたムゲンダイナVMAXのデッキを例に挙げて視認性を確認してみましょう。
まずこちらの画像をご覧ください。
一般的なムゲンダイナデッキのVポケモンとGXポケモンをランダムに並べた状態です。
この画像をパッと見てクロバットVとムゲンダイナVの枚数って中々わかりづらいのではないでしょうか。
実際のデッキを確認する時にはこんな並び方はしていないと思いますが、同タイプのVやGXポケモン同士だと見づらくデッキ内の枚数を確認しづらいことがわかると思います。
確認しやすくなることによるメリットはサイド落ちのカードを間違えづらくなることと、サイド落ちしたカードの確認が素早くできることです。
どちらも勝率を上げる要因になりますので、やれるならやりましょう。
■デッキの視認性を上げるために
ポケモンカードには、同様な名前・効果を持っているカードであっても、様々なレアリティのカードが用意されています。
クロバットVを例に挙げてレアリティを見てみましょう。
12/25に発売された”SHINY BOX クロバットV”のクロバットV(S-P)はSRと同じ絵柄で、クロバットが色違いになっているカードになります。
クロバットV(RR)はムゲンダイナVと、クロバットV(SR)はムゲンダイナVMAXに近い色合いをしていると思っています。
ムゲンダイナVMAXデッキでは、クロバットV(S-P)を採用することによって、他のカードとしっかり区別され、枚数が確認が抜群にしやすくなります。
これは、悪タイプのカードが多数採用ムゲンダイナVMAXデッキでこそ区別しやすいものなので、そのデッキに適したレアリティを選びましょう。
※例としては、ピカチュウ&ゼクロムGXのデッキなどにはクロバットV以外の悪タイプのポケモンの採用がほぼなく、RRが一番区別しやすいなど
■まとめ
前提としてポケモンカードは、様々なレアリティが用意されており、高い低いに限らず好きなレアリティを使うことをオススメします。
始めて引いたSRのカードなんかには愛着が湧くなんてのはカードゲームならではだと思うので、そういう感覚も大事にしましょう。
そういったこだわりがなく、少しでも勝ちに貪欲であればデッキ確認に有利で、マリガンなどをした際でも相手に与える情報が少ないカードで採用するカードを考えてみましょう。
基本的に運で勝敗が大きく左右されるカードゲームにおいて、小さな積み重ねが他人と差を付けられると思っているので、これからもこういった視点を持って楽しんでいきたいなと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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