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2023年9月の活動

9月も学習、スポーツ、体験活動と、様々な活動を行いました。
なかでも注目の活動を紹介させていただきます。


コンポスト作り

9月は、土の中にいるバクテリアと太陽光を利用して生ゴミを分解する処理容器「キエーロコンポスト」を作る活動を行いました。
これは雲南市のごみ削減活動の一環として、うんなんコミュニティ財団が推進しているもので、市民向けに「ごみゼロ勉強会」も行われています。
今回は、事前にユースの有志が勉強会に参加して学び、おんせんキャンパスでは「ごみゼロ先生」となって小中学生にレクチャーしてくれました。

それから、地域の大工さんに手伝っていただきながら、みんなでコンポストを6機作製。
絵付けもして、オリジナルのコンポストが完成しました。
2機をおんせんキャンパスで活用し、残りは希望される地域の方にお渡しする予定です。

稲刈り

今年は晴天が続いて稲の成長が進み、例年よりも早めの稲刈りとなりました。
農作業は好きな子とそうでない子とに分かれるのですが、今回は稲刈りに参加したくて来所時間を調整した子もいたぐらい、積極的に参加してくれた子が多かったです。
夏日の暑さのなか、長袖シャツと田ぐつを身につけ、汗だくで作業。
昨年よりも豊作となりました!

地域の皆さんとプチ運動会!

地域の皆さんには米づくりをはじめ、様々な活動にご協力いただいていますが、スポーツ交流もその一つ。
今回は、プチ運動会として、地域の方々とカローリングや綱引き、鬼に球をぶつけて数を競う「ぺガーボール」などを楽しみました。

子どもたちは地域の方とチームになって一緒に体を動かすことで、初対面の方とも言葉を交わすようになります。
そんな体験を重ねることが社会へ出る時の後押しになると、おんせんキャンパスでは考えています。


つくってたべよ♪ りんごタルト作り

食育の授業では、旬のりんごを使ったタルトを作りました。
タルト生地、りんごフィリング、アーモンドクリームと、自分たちで担当を決めて調理。
お店で売られているような仕上がりになりました!

調理は、準備、段取り、コミュニケーション、後片付けと、社会で生きていくのに必要な要素が詰まっています。
子どもたちはおんせんキャンパスで、毎月いろいろな調理を行ううち、どの要素も自然とこなすようになっていきます。
お子さんが家でも調理をしたいと言ってきた時は、買い物などの協力をしていただけたらと思っています。

通学合宿

そして、いろいろな体験の集大成的な活動が、通学合宿になります。
通学合宿は、おんせんキャンパスの通常のプログラムに参加したり、おんせんキャンパスから在籍する学校へ行ったりと、自分で決めたスケジュールで動き、夜はおんせんキャンパスに泊まる、というものです。

おんせんキャンパスでは年に4回通学合宿を行い、前半の2回は1泊2日、後半の2回は2泊3日としています。
1泊だけ、日中だけ、1コマだけ、夕食作りだけというような、部分的な参加もできます。

とにかく、自分でどこまでやるか、何をがんばるかを決める、ということを、おんせんキャンパスでは大事にしています。

合宿の振り返りでは、他の人からも「よかったこと」のコメントを書いてもらい、自分の良さ、がんばりが見えるようにしています。

2泊はなかなかハードです。
食事も毎日2食か3食を作りますし、食事や入浴の時間なども決まったスケジュールで行いますから、家で過ごすことが多い子ほど、しんどいことでしょう。
それでも、どの子も自分で決めたことをがんばりました。
他人と比較するのではなく、自分なりにがんばったことに自信をもってほしいと、スタッフは思っています。


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