映画「0.5ミリ」みたよ

大好きな女優の安藤サクラさんが主演!観ないわけありません。

介護士として働くある女が大きな失敗で突然クビになり、そこからおしかけヘルパーとして老人の家を転々とする、という話です。

3時間を超える大作で、長いんだろうなーとは思っていたのですが…案の定長かったです。前半は短編ドラマのように数珠繋ぎで物語が進みます。正直ここはとっても面白かったです。程よくコミカルで、こういうおじいちゃんいるよなぁとか思いながら。主人公のナチュラルで芯の強い部分は、サクラちゃんそのものなんじゃないかと思ってしまうほどハマっていました。そして後半は…いろんなことが入り混じって、ぐちゃぐちゃになって、なにがなんだかわからなかったです。良い意味か悪い意味かももはやわかりません(笑)。ただ、どんなにまっすぐ生きていても、前後左右よくわからなくなってしまうことなんて往々にしてある。この映画はひとりの人間の生きる道をシュミレートして、自分と重ねて、という楽しみ方ができると思います。表現が難しいですが。

ハード化されたらまた観たいです。とにかく長いので、映画館で観る時は飲み物の飲み過ぎには注意です。

ゆとり世代。自信もなければお金もなく、毎日辛がってます。生きづらい人と猫の味方。