斧屋

アイドル評論家・パフェ評論家。

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最近の記事

おいも屋探訪 ~ジュニアアイドルをめぐる身体性~(2010.08)

以下の文章は、アイドル批評誌『アイドル領域Vol.2』(絶版)に収録したもので、4年前(2010年)の文です。(この文章は投げ銭型にしております。)   「おいも屋本舗」というお店がある。秋葉原に2006年にオープンした、主にジュニアアイドルに関する商品を扱っているお店だ(注1)。筆者は半年に一回くらいのペースでこの店に行き、都合のいい言い方をすると、「市場調査」をしている。こうしたジュニアアイドルへの欲望が、一体どのような方向へ向かっているのか――もちろんそこでは消費者の

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    • 動く写真集 ~身体を巻き込むメディア~(2010.08)

      以下の文章は、アイドル批評誌『アイドル領域Vol.2』(絶版)に収録したもので、4年前(2010年)の文です。まだ今ほど携帯の機能が発達していなかったと思われる頃の、携帯で見るアイドルの写真集についての文章です。(脚注内のURLは、すでに閲覧できないものもあります。) (この文章は投げ銭型にしております。)   「動く!!写真集」(注1)というものを、携帯端末上で購入した。「動く!!写真集(以下「!!」は省略)」は、動画ではない。静止画像に対して、見る側の視点が動く(よう

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      • アイドルと「学校」 ~育成型アイドルの一形態~(2011.10)

          以下は、2011年発行の同人誌「甘噛み」Vol.2に寄稿した文章に若干の変更を加えたものです。グループ名等、当時(2011年10月)の状況に従った記載については、現在と異なる場合がありますのでご注意ください。(この文章は投げ銭型にしております。)   アイドルブームである。AKB48に触発される形で、多種多様なアイドルが、首都圏を中心としながら、一方で北海道から沖縄まで広く乱立をしている。その中で、「学校」をコンセプトとするアイドル(以下「学校型アイドル」と表記)が一定

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        • 労働者としてのアイドル(2011.12)

          以前メルマガに寄稿した文章を載せてみます。3年前のものですが、今も変わらない部分が多いのではないかと思います。今読むと懐かしい記述も多いですね。(この記事は投げ銭形式にしています。)   いよいよ、アイドルが労働者としての様相を帯びてきた。2011年を終わるにあたり、その思いを強くしている。もちろんもともとアイドルは基本的に労働者であったのだが、それがいよいよ可視化されてきたという印象だ。メディア上でクリーンなイメージの徹底した管理がなされてきたと思われるアイドルという領域

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        おいも屋探訪 ~ジュニアアイドルをめぐる身体性~(2010.08)

          過去の論考を投げ銭形式で載せてみる予定

          以前いろんな媒体で載せていて、 今実質読めなくなっている文章をいくつか載せてみようかと思っています。 投げ銭形式にしてみる予定。

          過去の論考を投げ銭形式で載せてみる予定