日本書紀に記された「治す(シラス)」という言葉が深いから紹介したい
今年は、720年に完成した日本の最古の正史『日本書紀』が編纂されて1300年の記念の年。
『日本書紀』は歴史書ですし、当然現代で読むには翻訳や背景の理解が必要で、とっかかりづらいイメージがあると思うのですが、実際に読んでみると、日本の国柄というものへの理解が深まるだけでなく、怒ったり、拗ねてみたり、喧嘩をしたり……どこか人間らしさを感じ、遠い存在だと思っていた神様を身近に感じることができる本です。
また、『日本書紀』に基づいた昔話や童話も多く存在するため、実際に読んでみる