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焼きそばの果てしなき旅【その79】

急遽焼きそばの記事を書く。2023年8月7日に東洋水産よりカップ麺のマルちゃん焼そばが新発売となった。まだ発売から一週間ちょいであるがもう4つも食べてしまった。ウマイのである。食べる度にこれは素晴らしい出来栄えだと感心するのである。何をどう感心しているのかと云えば、ちゃんとマルちゃん焼そばであると云う点である。僕にとって子供の頃からずっと馴染みのあるマルちゃん焼そばの味がちゃんとするからである。そしてカップ麺の焼きそばとしても秀逸だと思う。ペヤングでもUFOでも得られないマルちゃん焼そばの満足感を得られるのである。ウマウマウーブラボー。いやちょっと待て。サイトの売り文句に『この度、「マルちゃん焼そば 3人前」の味をカップ焼そばにて再現いたしました。』とある。再現か。本当に再現なのか。これは比較検討してみないとならない。早速並べてみることにする。

カップのマルちゃん焼そばとチルドのマルちゃん焼そば

新発売のカップ麺のマルちゃん焼そばと、ロングセラーを誇るチルドのマルちゃん焼そば、揃い踏みである。今までも、そしてこれからも、こうして並べてみるなんてことはないであろうから、じっくり眺めておく。じーっ。もういいか。

カップのマルちゃん焼そば

これを最初に食べた時の衝撃たるや。それはファーストインパクトではなく、食後感であった。後味がくどくない。スッキリとしている。僕にとってそれが衝撃的であった。他のカップ焼そばにありがちな食後の重さがない。だからと云って決して軽いわけではなく、ピッタリと収まる感じがしたのだ。これは快挙ではないか。そんなわけで続けざまに4つ食べてしまった。これから5食目である。

カップのマルちゃん焼そば

ソースは粉末タイプ。そして肝は特製油。麺を湯切りして、まず特製油を全体にまぶす。これがちゃんと炒め感を表現する油なのだ。その後に粉末ソースをまぶして出来上がり。粉末ソースをかける時にドサッと一カ所にかけずに、全体に満遍なくかけるようにするとその後に混ぜる時に苦労しない。最初はドサッとやってしまって混ぜる時に難儀した。経験者は語る、である。参考にして戴きたい。

チルドのマルちゃん焼そば

こちらはお馴染みチルドタイプ。僕の作り方、ちょっとだけ手間をかける。鍋にお湯を沸かしておいて、麺を投入したら火からおろして、麺をほぐしつつ麺にまぶしてある油を落とす。湯切りしてから麺を炒める。そして今回はカップ麺に合わせて、具材のキャベツを小さな角切りにして、肉はカップ麺に入っている肉の感じに合わせて挽肉を少量使った。タイムスケジュールを考えながらなるべく同時にカップもチルドも出来上がるようにしてみた。

カップのマルちゃん焼そばとチルドのマルちゃん焼そば

カップ麺のマルちゃん焼そばとチルドのマルちゃん焼そば、出来上がりも揃い踏みである。仕上げの辺りでちょっとバタバタしたが、どちらもちゃんとアツアツのうちに試食が叶う。我ながら上出来。自画自賛である。それでは早速、比較しながら食べてみよう。

チルドのマルちゃん焼そば
カップのマルちゃん焼そば
チルドのマルちゃん焼そば
カップのマルちゃん焼そば
チルドのマルちゃん焼そばを食らう

ウマウマウー。まずはチルドの方である。何だか素晴らしく美味しい。大変に美味しく出来たのだ。これだけ食べてもう寝てしまおうかとも一瞬考えた。でもそれでは全く意味がないのでちゃんとやるべきことはやるが、僕のマルちゃん焼そば(←なかなか生意気な云い方である)はゾーンに入った気がする。何のゾーンか。流星人間ゾーンか。知らないかそんなの。ゴジラも出てたんだぞ。テレビ番組だぞ。50年前だぞ。まあいいか。今回のゾーンは僕が自分でしっかり納得出来る美味しさのゾーン。自分で作ったことを割り引かずにちゃんと美味しいと思えるゾーン。そこに入ったな。よしよし。自分を褒めよ。よーしよし。

カップのマルちゃん焼そばを食らう

ウマウマウー。こうして食べ比べてみると、やはり差はある。チルドの方はチルドだし、カップ麺の方はカップ麺である。でもその差が、やっぱり大きくあるのだけど、他のよりは断然近いのだ。そりゃ同じ会社の製品だから当たり前と云えば当たり前だけれど、チルド麺の感じをどれだけ研究して、大変な奮闘努力をして今回のカップバージョンのリリースに辿り着いたかがひしひしと感じられるのだ。全然苦労してなかったらごめんなさい。勝手な思い込みで書いてるだけですので。でもやっぱりこれは研究したでしょ。そう思います。僕のカップ焼そば観が変わりましたもの。これからはこれを中心に考えます。すみません偉そうに。

チルドのマルちゃん焼そばを食らう

ウマウマウー。ここ暫くはあちこちで富士宮焼きそばを焼いたりしていたけれど(鉄板でも焼いた)ホームグラウンドはやはりマルちゃん焼そばである。また近々チルドのマルちゃん焼そばの記事を書こうと思う。よろしくお願いします。

カップのマルちゃん焼そばを食らう

ウマウマウー。ここ暫くは炒飯などに現を抜かしていたけれど、僕を焼きそば方面にグッと引き戻してくれたのがこのカップ麺のマルちゃん焼そば。ヒジョーにウマかった。ありがとう。この暑い夏も焼きそばを食べて元気に乗り切るつもりだ。今回はゾーン以外は脱線もなくここまで。でも流星人間ゾーンにはキングギドラやガイガンも出てたんだぞ、ってもういいか。すみません。

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