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名医の見分け方

割引あり

病気を患って…ケガをして…医療機関に受診したい時、どこの医療機関を選べばいいのか?…悩みますよね?

あそこの先生はいい先生かなぁ?
そっちの先生は怖いよね?

特に初めて医療機関を受診しようと思ったとき、複数の候補があったら特に悩みますよね?
また、存在すら知らない実はよい医療機関が意外と近くにあるかもしれませんが、医療機関は基本的に宣伝を禁じられており、それを知る機会ってなかなかありませんので、灯台下暗し…そんなこともよく起こり得ます。

最近だと、一般的には口コミをアテにしがちですよね?
しかし素人書き込みは主観に基づいて書いていることが多く、書き込んだ方が気に入らなければそれが名医でも平気で低評価つけるし、どんなに藪医者でもタマタマ書き込んだ方が気に入っていれば高評価になりがちです。そんなわけで鵜吞みにしても間違ってることもしばしば…医師としてのレベルが低くてもセールストークが上手ければ評価は上がるでしょうし、腕っぷしのいい医師でも口下手な医師だったら評価は下がりがち。

また、世に下図のような表題の名医本?が書店に並んでいますが…

図:よくある名医本のお題例

このような書籍に列記されている医療機関のほとんどは出版社にお金払って載せてるだけなので、ほとんどはアテになりません。大金払ってでも大きく載せて宣伝したいのは、そうしないと患者さんを獲得できないのかも?…商魂たくましいだけ?…とも考えられなくもありません。
もう少し正確に言うなら、その書籍のコンセプトにもよりますが、例えば出版社側が手術件数が多い医療機関をピックアップして紹介し、その他同様の手術をしている医療機関を掲載料を払わせて掲載する…とか、どこかの評判サイトで評判の良い医療機関を分野別に1カ所ピックアップし、それに関連する医療機関を掲載料払わせて掲載するなど…この手の書籍のほとんどは掲載料払って載せている医療機関で成り立っていますので、その医療機関が本当によい所なのかどうかは未知の世界。
この手の書籍は掲載した医療機関から得た掲載料で書籍の製作費を賄っているので、売れなくても出版社は儲かる、売れたらもっと儲かる…というカラクリがあるので、出版社はドル箱として定期的に作りたいわけですし、そこに集う医療機関は宣伝になるのでお金を払うわけです。
つまり、名医な医療機関集ではなく、出版社にお金払った医療機関集なわけですね!…( ̄▽ ̄)

さて…最初から話がそれましたが本題に戻り…

医療機関を選ぶ基準は様々でしょうが、いくつかある名医を見つける目安のひとつであるにも関わらず、わかりやすいけど多くの方が気が付いていないであろう事の中から、今回はその中の一つをお教えしましょう!

それは…

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