【読書レビュー】「学力」の経済学/中室牧子著
noteで読書レビューを書き始めました
記念すべき1記事目ということで
今回はこちらの
「学力」の経済学/中室牧子著です
この著書では
データを用いて教育を経済学的に分析
しています
具体的には
・ご褒美で釣るのは効果があるのか
・子どもはほめて育てるべきか
・ゲームは子どもに悪い影響があるか
などです
私は子どもはおりませんし、
経済学や教育学にものすごく興味がある
というわけでもありません
こちらに評価☆5つをつけたのは
「教育」においては科学的根拠に基づくデータがないことでもなりたっている分野であり、その分野にデータを用いて分析している
というデータの重要性がわかる著書だからです
以下、著書のより引用です
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自分が病気になったときに、まず長生きしているだけの老人に長寿の秘訣を聞きに行く人はいないのに、子どもの成績に悩む親が、子どもを全員東大に入れた老婆の体験記を買う、という現象が起こるのは奇妙な事態だと思わないだろうか。
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この分を読んだときに
目からうろこ
でした
あああ、確かにいい~!!
経済学や社会学などは
きちんとデータを分析して
科学的根拠のあるものが出回るのに
「教育」という分野に関しては
経験談=正
になってるな、と
この著者の方も
教育評論家や子育てをしている親を
批判したいわけではなく
こういった先駆者の子育て論の
科学的根拠がないのはもったいない
ということもあり
データで検証するべきと唱えています
ちなみに、反論著もあるようで
どちらが良い悪いは一概には判断
できませんが
それでも、この著書が与えてくれた
「データで分析する」重要性を
示してくれたこの著書は
私にとってはすごく興味深かったです
以上、「学力」の経済学
の読書レビューでした。
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