他人に何かしてあげることの効果

自分のタスクと悩みが山積み、何を(自分のために)すればいいか分からなくて気持ちが行き詰まった時に、病人、戦争被害者、暴力の被害者の話などいきなり他人の苦しみについて知って、他人の不幸に圧倒されます。助けてあげたいという気持ちで頭が忙しくなってくることがあるとします。
よく観察してみると、その時に自が可哀そうだ、自分が被害者で、自分が自分を助けたくて助けられないという「くるくる自己中うつ」が、「他人助けてあげたいアクションプラン」に変わっていきます。あの病人に何か親切な一言を贈りたい、救済となる知恵やヘルプを贈りたい。昨日まで自分の悩みを解消するためにタスクリストと独り相撲をしてきたけど、今日はそれよりも、このままじゃあ自分よりもっともっと困っているあの人を助けたいから、どんなことをすればあの人は楽になるのかなあ、と考えると、自分のタスクリストも楽勝に映り始めます。
自分が自分のためにアクションを起こす、これはいいけど、それと他人のためになる一言を発信、ちょっとだけ手を差し伸べて相手の方を叩く、声をかける、相手が楽になるちょっとしたヘルプ、差し入れ…. 結果的に自分自身の毎日も楽になります。
それは、100%自己中心の問題意識から、自他50%50%のバランスが取れそうな問題意識に移り始めたからかもしれません。

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