人から勧められた映画は妙に観たくなくなる現象

長年謎だった、人から勧められた映画は妙に観たくなくなる現象(失礼)どうやら自分にとって映画鑑賞とは「狩猟の楽しさ+獲物(映画)自体の味わい」で 他人の釣った多分おいしい魚を貰うのではなく 自分なりに魚釣って、この魚おいしいかな…?という小さな狩猟体験部分を自分は重んじてるみたい

多分、他人に映画を勧める人は他人にも楽しい思いをさせてあげたいという、親切な人だと思う それに多くの人が面白いと言ってる映画を観た方が効率よく面白い映画を観られると思う
でも自分は狩猟重視タイプなので、言ってしまえば狩猟が楽しければ結果つまらん映画でもいいや、みたいな感じある

つまりギャンブル性が欲しいってことかも 映画観てるときって、言わばチケットという名の馬券を握りしめてレースを見守る観客みたいな感覚がちょっとある スタートはまあまあ…うん…うん… うーん… さあ直線!お!おおおお!わー!!!みたいのを映画そのものと並行して二重に楽しんでる感覚

あとは主体性の問題もありそう 勧めるって「やるべき!」という命令をめちゃくちゃソフトにしたものでもあると思う なので宿題やろうとしてるときに親から「宿題やりなさい!」と言われた途端にやる気失せるみたく、勧められることで自分の主体性をソフトに奪われて観る気持ちが減衰してしまうのかも

もうちょっと強めに「絶対観た方がいい!」みたく言われるとだいぶ命令のニュアンスに近づきますね すると今度は「勧められたし観なくちゃなぁ…」みたいな義務感が湧いてきて、映画を観るお仕事に近づいてくる (ただ自分が心酔してる人から勧められたのであれば秒でハイ観ます今観てます観た!なる)

やっぱり心酔してる相手には、自分の主体性を奪われてもいいって思うんでしょうね 自分よりその人を尊重したいから 恋の奴隷

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