[日々鑑賞した映画の感想を書く]『花束みたいな恋をした』(2021年 土井裕泰監督）(2021/10/9記）
例によって全く予備知識を入れずに見た。お話そのものはごく平凡だが、脚本（坂元祐二）が抜群に上手く、描写が丁寧で、主演のふたりの演技も自然で最後まで惹きつけられた。恋愛あるある度は非常に高く、いろいろ個人的な思い出に浸ったり。全体にキレイに描きすぎな感はあったが、後味もいい。音楽（大友良英）も情緒過多にならずさりげなくてとても良い。有村架純はどうも毒にも薬にもならないというか、個性が希薄で演技者としてはイマイチ関心がなかったけど、こういう役だったら適任だと思った。
あと、アーティスト名や作家名にさん付けする会話にオッサンとしては非常に違和感があったんですが、今の若い人の会話ってみんなこんな感じ？(2021/10/9記）
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