[映画評] vol.16 スティーヴン・S・デナイト監督『パシフィック・リム : アップライジング』公開中

『パシフィック・リム : アップライジング』IMAX3Dにて劇場鑑賞。ただ単に「あー面白かった」で終わらせてしまうような映画なので、批評というよりただの感想文になってしまいますが・・・
http://pacificrim.jp/

 前作はかなり面白かった記憶がありますが、前作の監督だったギレルモ・デル・トロは製作に回っています。『シェイプ・オブ・ウォーター』の製作を優先させた結果監督を降りることになったらしいですが、その分前作での怪獣やロボットアニメへのフェティッシュなこだわりは薄れたように思います。また主人公以外のキャラクターの描き込みが不足気味で、クライマックスの盛り上がりにイマイチ感情移入できないのが惜しい。とはいえ巨大ロボットと怪獣が東京で大暴れするシーンは見応えたっぷりで今回も楽しめました。IMAX3Dは、かなり前の方の席で見たので首が痛くなりましたが、高いエクストラ料金を払った甲斐はあったと思います。個人的にはジン・ティエンのクール・ビューティーぶりが、ドラマが進行するにつれ、なりふり構わぬ感じになっていくのが非常に良かった。

よろしければサポートをしていただければ、今後の励みになります。よろしくお願いします。