デヴィッド・ボウイ大回顧展「David Bowie Is」を見てきた。

 いよいよ開催まであと3日(1/8)に迫ってきたデヴィッド・ボウイ大展覧会「David Bowie Is」プレス向け内覧会に行ってきました。

http://davidbowieis.jp/

 私はイタリアのボローニャを含め、これが3回目の閲覧ですが、それでも十分味わい尽くしたとは到底言えない凄まじい情報量。しかし難解さは全然なく、ボウイの辿ってきた足跡、思考、創作のプロセス、ヴィジュアルの変遷などが、手に取るようにわかる。見所は挙げたらキリがない!歴代のステージ衣装や自筆手書き歌詞、ステージ・セットのスケッチや模型、ポスターや契約書、手紙、レアな写真の数々、PVやライヴ映像、楽器、さらにはベルリン時代を過ごしたアパートのキーに至るまで、300点にものぼる展示物は、よくこんなもの取ってあったなと思う貴重なものばかり。ボウイさん、ああ見えて物持ちは良かったみたいですよ。丹念に見たらたぶん5時間は優にかかる。展示ルーム内にトイレはないので、建物内トイレで、入場前に済ませておきましょう。

 イタリアの展示に比べると全体に少しスペースが小さいんですが、なんといっても、説明文(凄まじい量)、ナレーションなどのほとんどが日本語化、日本語字幕化されているので(当たり前ですが)、圧倒的にわかりやすい。日本独自展示も充実していて、これが2000円で見られるなら全然リーズナブルだと思う。土産物店も充実。日本展のみ販売の限定アナログ盤(2種)とか、たぶん早々に売り切れるんじゃないかな。

 なおイタリアでの展示を見た詳細なリポートは、発売中の宝島ムック「DAVID BOWIE」に書いてますので、興味のある方はぜひ。

http://davidbowieis.jp/news/18157/

 ボウイ展は1/8から。少しでもボウイ、UKロック、そして20世紀以降のポップカルチャーに興味があるなら、絶対見るべきです。ゆっくり見るなら、やはり平日の昼間でしょうか。

 そしてNHK-FM「今日は一日デヴィッド・ボウイ三昧」の10時間生放送も、ボウイ展開催初日の翌日、1/9に迫ってきました。ボウイ展のリポートやキュレイターのインタビューも含むボウイ尽くしの10時間。熱いリクエストも大募集中です!

http://www4.nhk.or.jp/zanmai/323/


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