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事務スキルを可視化するレーダーチャート作ってみました

こんにちは!オンライン事務代行のおのえです!

普段、在宅でのオンライン事務をはじめてみたい人向けに講座を開催しているのですが、受講生の方から非常によく聞かれる質問のひとつに次のものがあります。

オンラインでお仕事するにはどの程度の事務スキルが必要でしょうか?
私のスキルレベルでも出来るでしょうか?


この質問ほんとに多い!気持ちは分かる!!確かに聞きたくなると思う!!!
でも答えとしてはひとつしかなくて、

クライアントさんによります!

としか言えないんですね。

なぜかというと、その会社によって求める事務スキルはまったく違うからです。


例えば、
飛ぶ鳥を落とす勢いのスタートアップ企業で、もとからリモート勤務OKの環境があって、規模拡大にあたって新サービスのバックオフィスを担当してくれる人がほしいなあ!

という場合なら、きっと求めるスキルレベルは高いと思います。

ある程度のIT系の知識があり、リモート勤務の経験もあって、クラウドツールの操作に慣れていて、新サービスの立ち上げを経験したことがある人!みたいな希望があってもおかしくない。

かなりの高スキルな人しか難しいと思いますし、私でもちょっと躊躇します(笑)


一方で、地方の中小企業で、
これまでは「事務員さんは雇うもの」だと思ってたけど、人材不足で求人出しても応募がない・・・いっちょ勇気出してオンラインでもいいから良いご縁がないかな?毎日のメールチェックと月末月初の経理処理、たまのホームページの更新と営業マンのサポートしてくれたら助かるな~

というクライアントさんなら、求められる事務スキルってそんなに高くない。

一般事務・営業事務がそれなりに出来れば問題なくて、むしろパソコンやITが苦手な年配の方に優しく教えてあげることが出来る能力のほうが必要だったりします。


そんな訳で、お仕事獲得するのにどの程度の事務スキルがいるか?についてはクライアントさん次第。大切なのは、自分のスキルレベルと、相手が求めるレベル感があっているかどうかです。

高いスキルを持ってればいいということでもありません。

私の知ってる事例で言うと、すごく優秀でいろんな専門スキルを持った事務の方が、田舎の小さな会社の事務を受託して、あまりのアナログさにストレスを感じてすぐ辞めてしまった、ということがありました。相性が大事なんですね。


じゃあどうやって相性のいいクライアントさんを見つけるんだ!?って話なのですが、ここがみなさん苦労するところですよね…。

その解決のひとつの手助けになればいいなあと、ふとした思いつきでタイトルのレーダーチャートを作ってみたところ、Twitterのフォロワーさんたちとすごく盛り上がったのでここでもシェアしておこうと思います!


フリー素材です!ご自由にお使いください

これ、今回は私の独断と偏見で8項目作ったんですが、好きに変えてもらっていいと思ってます。なにか専門スキルがある場合はそれも入れたほうがいいですよね。


事務スキルって言葉では表現しづらくて、可視化しにくいなというのは私の中でもずっと課題でした。チャートにしたからってすべてが解決するわけでもないけど、少しは分かりやすくなるかなと思ったので、自己紹介やプロフィールで悩んでる方はぜひ一度自分のスキルでこのチャート作ってみてください。

スキルが分かりやすくなれば、クライアントさんも選びやすくなってお互い良いはず。

例えば「今のチームはみんな優秀だけど抜けてる人も多いから、ひとり丁寧で細かいところサポートしてくれる人がほしいな…」と思って人材を探してる場合とかきっとあると思うんです。

そういう時に「お、この人丁寧さレベルがずば抜けてる!!よさそう!!」みたいに選べるといいなあと思ったりしました。


あとレーダーチャート作ってみて思ったのは、各スキルに自分の中で数値をつけるのがすごく有意義な気がしています。

「対応力には自信があるけど、コミュニケーションと比べたらちょっと低いかな…」など自分の中で相対的に評価ができるのっておもしろいなと。改めて自分の強みってどこなんだろうと自問自答する機会になりました。



作ってみて気付いたこと

チャートにする必要はないと思うんですが、自分のスキルが「どんなレベルなのか」を言語化できるようになっておくといいなと思いました!


例えばこのチャートで言えば、それぞれのスキルを5段階(または10段階)で表現できるようになっています。

自分のITスキルは…5かな?となんとなく考えるのではなく、まず自分の中で「ITスキルの5段階」を言葉にしてみるとすごく役立つはずです。

私の中では、ITスキルの5段階はこんなイメージでした。


  1. パソコン立ち上げて文章書くのは出来ます。タイピング苦手。Officeソフトは使ったことある

  2. 指定されたツールは勉強して練習したら使える。最近は新しいツールやサービスがたくさんあるのは知ってる。SNSは見る専門

  3. パソコン関係は一通り対応可能。新しいツールやサービスもなんとなくで触れる。普段からネットやSNSに接している

  4. 最新のツールやサービスに詳しい。ノーコードなら触れる。新しいものに抵抗なし

  5. ITのことならなんでも聞いて!PC大好き!かなりの情報通。プログラミングの知識あり


このへんって人によって感覚違うので、まず自分の感覚を言語化するの大事だなと思いました。

その上で、チャートにしてもいいし、めんどくさければ自己紹介やプロフィールで文章で書いておくとクライアントさんにも伝わりやすい。

「経理経験あり」だけ書くのではなく、「経理経験10年以上、弥生会計とマネーフォワードは一通り操作可能、月次処理までは問題なく対応できます、決算業務については応相談」ってあると分かりやすいよね!ということです。


すべてのスキルでこれくらい言語化できれば、たぶんミスマッチなお仕事にあたることは少ないと思います。

めんどくさいな~とか言語化難しい・・・!という場合には、今回のようなチャートを使ったりして工夫して伝えていきましょう。


まとめ

  • オンライン事務代行するのに「必要な事務レベル」は特にない!

  • クライアントの求めるレベルと自分のレベルが合ってるかが重要

  • ミスマッチが起きないように自分のスキルレベルを伝える努力をしよう!


以上です!いつも最後まで読んでいただきありがとうございます✨

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