余暇の未来
余白の会の3月のテーマは、「余暇の未来」です。
余暇は個人の人生を豊かにし、社会を支え、文化を育む土壌です。社会の変化を踏まえ、これから余暇がどうなっていくのか?どうすると余暇の持つ可能性を掘り下げることができるのか?を考えます。
日時:3月24日(木)19時30分〜21時30分
発表者:小野寺玲
●タイムスケジュール
19時35分:余暇の未来についての発表
20時10分:参加者による質疑応答
20時30分:休憩
20時40分:グループに分かれて感想や意見を伝え合う
21時5分:グループで話された内容の全体への共有
21時30分:終了
●余白の会の概要
余白の会は、学びを通して人と出会い、つながるためのコミュニティです。そのテーマに詳しくない人でも大歓迎。学びはつながるためのきっかけです。
目指しているのは、居心地の良いカフェのように、気軽に集える居場所になることです。
頻度:毎月
内容:テーマについての話し合い、グループに分かれての参加者同士の交流
方法:Zoom(カメラオンでお願いします)
参加費:無料
期限:この会は終わりを設定しています。2022年12月31日(土)です。
●大切にしている2つのこと
・お互いを尊重する
どの人も、その人ならではの人格を持った人間として、尊重されなければなりません。人生には様々なことがあり、他者には想像できないような経験や思いをそれぞれが持っています。
・学びを楽しむ
知らないということは、楽しめる余白があるということです。素朴な質問、異なる視点、それらを一緒に楽しみましょう。
●ルール
・みんなに話す機会があるようにしよう
・間違ったことを言おう
・意見は異なるままにしよう
・お互いに問いかけよう
●これまで開催したテーマ
・芸術はどのような役割か(福井芸術文化フォーラム事務局 荒川さん)
・自然の中で育つということ(森のようちえんいけだのそら運営メンバー 酒田さん)
●主催者 小野寺玲
福井市生まれ。中学で不登校を経験。高校は沖縄のフリースクールに行く。ビートルズとブリティッシュ・ロックにハマって、音楽と文学と映画三昧の生活を送る。「こんな欠点だらけの私は音楽を作るか、文学で生きていくしかない」と謎の強迫観念に取り憑かれる。
フリースクールの先生であった生物学の盛口満さんから直接学び、科学と学問への愛が爆発する。1つ目の大学では生命工学(中退)、2つ目では経済学を学ぶ。大学ではボランティアやアルバイトをしつつ、朝から晩まで本を読み続ける。
20代半ばで他の人が立ち上げた不登校の子どものための居場所を手伝い、不登校の子どもたちと出会う。その後、家庭教師などを経て、福井スコーレを立ち上げる。
弱みは雑談ができないこと。特定の話題設定がないと何を話したらいいのか分からなくなる。10代~20代後半まで友達がいなかったので、経験不足であり、実力不足。たぶん雑談をするには50年くらい早い。
睡眠障害。どれくらい眠れるかが不確実で、定時に起きて何かをするということができない。致命的な社会不適合の原因。スコーレは理解あるスタッフの暖かな支えによって何とかやっている。ありがとう。
このようないくつか致命的な社会不適合により、不登校、フリースクール中退、大学中退(通信制は楽しく卒業)と意図せぬアウトサイダーな人生を送る。頑張ってまともになろうとしたけれど、どうしてもできないので、諦めて開き直り、周りの人に感謝して生きていこうと思っている。
●運営メンバー
・大川祥代
・吉井俊樹
・野尻富美
・梅澤円花
●余白の意味
このようなコミュニティは、不必要に見えることもあります。
しかし生態系が目に見えず、把握もできない複雑なつながりで支え合っているように、私達もまた同様です。目に見えないものが、私達の精神を静かに支えています。実際、従来のコミュニティが解体され、孤立が現代の大きな問題となっています。
余白のような時間や場所があるから、私達はゆったりと呼吸し、新しい人と出会い、新しい視点を見つけることができます。
●お問い合わせ、お申込み
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onoderarei0813@gmail.com
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