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2020年3月読んだ本

おはようございます。世はコロナウィルスの影響で外出自粛になっていますが、ゆっくり本を読む時間が増えて良いですね。
先月読んだ本に関して、まとめていきます。なにか本選びの参考になれば幸いです。


時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」

おそらく今回で3回目ぐらいです。無意識に自分の時間を奪ってくるSNSやデジタルデバイスなどを遠ざけて、集中する時間や考える時間を創るのに、活用しています。読んだあとに、使っていないアプリの整理・削除(レーザー)、自分が集中できる習慣の洗い出しと実践(チャージ)を行っています。外出自粛の今だからこそ、自分をコントロールして集中するための術が学べると思います。

最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~

ペア読書で読みました。今回で通算4週目ぐらいです。本書は、現代の健康問題を炎症とストレスの2つの観点から分析しています。どんな行動を減らし、どんな行動を増やしたほうがいいのかをアクションベースで洗い出しており、わかりやすいです。今回は、なかなか取り入れられなかったNASA推奨の観葉植物を取り入れてみました。リモートワークが増えている今だからこそ、家の中に緑が必要ですよね。

医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?

サウナが良いことは体験的に知っているものの、実際に何がいいのかがわからなかったので、体型的に医学で何が良いとされているのかを学んでみたいと思い、読んでみました。サウナのメリットや正しい入り方などが書かれており、プラシーボ効果などから知らないよりは知っていたほうがい絶対いいので、サウナ好きにはおすすめです。

昨日も22時に寝たので僕の人生は無敵です~明日が変わる大人の早起き術~

実は、社会人になってから6時に起きて、ランニングや瞑想や筋トレ、人とあって朝ごはんを食べるといった生活をしています。そのきっかけを与えてくれたコミュニティ(朝渋)を運営している代表の本です。

これまで朝渋で、代表が言っていたことや実践していることなどがまとめられていて、改めて自分にとっての”早起き”とはを、考えさせる本でした。


本書で書かれているハック思考とは「学習する組織」でも書かれているシステム思考(問題を「システム」として理解して、様々な視点で問題解決を試みる)に似ているので、仕組みを考えながら、効率化を図るハック思考は得意な思考だと思った。
ただ、インプットを最大限にアウトプットにつなげるという転換率はまだ低いので、本書でも書かれているような視点の引き出し(鳥の目・虫の目・鷹の目)を増やしつつ、転換効率の高い問題解決方法や戦略を作り、実行できるようになりたい。

BtoBマーケティング虎の巻(MarkeZine Digital First) ツール・手法を導入する前にすべきこと Kindle版

BtoBマーケティングの考え方について、マーケティングコンサルをしている著者の視点で包括的に書かれています。

とくに印象に残ったのは、コンバージョンまでの流れをできるだけスモールステップで構築しましょうというはなし。

認知→LP→お問い合わせ

という風に顧客にとって急なステップアップを顧客はしたくないし、顧客はもっとなだらかな階段で育成していくものである。当たり前だけど、正直できていなかったです。

また、マーケッターは限られたリソースのなかで成果を出すだす必要があるので、やらないことリストをつくり、徹底的に成果にこだわることはまだできていので、先日の時間術とあわせて4月は取り組みたい。

世界的優良企業の実例に学ぶ 「あなたの知らない」マーケティング大原則

業績が低下していたマクドナルドをV字回復させたときのマーケッター足立さんが、マーケティングの原理原則をまとめた本。

この本を読んでいると、結局マーケティングは、競合と差別化をして、顧客の欲してる価値を届けるゲームであるし、テストマーケティング的に、仮設と実行、検証を繰り返しながら、答えのないビジネスにおいて、答えらしいものを出していく作業だ。

読んでみて、今の仕事に当てはめて考えみるだけでアイデアが出てくる本なので、定期的に読み返したい本です。

佐藤可士和の打ち合わせ

先輩におすすめされて、ペア読書で読みました。本書の中では、打ち合わせの効率的な方法などが書かれているのですが、なにより大事だなと思ったのが、「一回一回の打ち合わや仕事が真剣勝負の場だ」という考え。ついついだれてしまって、気が抜けることもあるので、「一回一回が真剣勝負の場だ」と思いながら、成果・目的に対して真摯に向き合いたい。

わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か

日本のムラ社会時代のコミュニケーション方法が現代になって、コミュニケーションの弊害を生んでしまっており、そこに対してどう向き合っていくかなどをまとめている。日本では、わかりあえない関係を近づける「対話(*)」という概念が歴史的な背景から抜けてしまっていて、教育の現場でも鍛えることができていない。という話など共感する部分が多く、わかり合えないながらもわかり合うための努力は続けたいなと思った。

*「対話」=異なるAとBを話し合わせて、わかり合えない中から共通点や妥協点をみつけて、Cというよりよいアウトプットを作るプロセス。

感性は感動しないー美術の見方、批評の作法

美術館には、なんとなく足を運んで気に入った絵があると、その絵にへばりつくようにして絵を鑑賞することがあるのだけど、まったく気に入った絵が見つからなかったり、有名な画家の絵でもピンと来ないときがあって絵の見方として、もやもやした気持ちがあった。そこで、絵の見方を学んでみようと、本書を手にとってみた。著者の芸術鑑賞とは、言語化すらできないなにかをそのまま受け取る個人の体験だという。感じたままに個人がいいと思うものを思うがままに見るという美術の見方は、今までの絵の見方へのもやもやした気持ちを晴らしてくれた。

まとめ

3月はコロナウィルス流行による健康不安や家にいる時間なども増えたことから、健康系の本が多かったです。また、コロナにより働き方を変えないといけない観点では、集中に関する本や時間の使い方に関する本も多かったなと。

4月では、ロックダウンなども視野にいれながら自分と向き合う時間が増えると思うので、内省やコンパッションに関する本、仕事に関わるマーケティングの本などを読んでいきます。

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