②進撃の巨人完結編に心臓捧げてきた🫀✋

(2)戦争はなぜ起こるのか、新たな視点を教えてもらった気分

⚠️ネタバレ含みます

悲しかったり辛かったり、って心情を抉られたと書いたけど、
ただ悲しかったり、残酷な世界に立ち向かうって作品なら、こんなに引きずるほどは病んでなかったなと思う部分があって。

それがジークとエレンの思想。
安楽死計画も、全滅計画(地ならし)も、
理論として、すごく理解出来てしまった

実際問題、今23歳だけど私は、正直子ども産む気無い
だから、うわって思った🥲
子ども産まなきゃ苦しむ子どもは育たないって
まさに私は同じ考え方だった。

あと、今の私が求める人間関係って、友人とか親親戚も含め、自分が心地よくいられる最低限で良くて、後は縁切れてもいいやって
そういう考え方で生きてるんだけど、
それは自分たち以外はいなくなれってエレンの考えに通ずるものがある気がした。

なんかほんと怖い…

あとは、もうひとつ、
「戦わないために戦わなくちゃならない」って言葉ずっと心に残ってて、

わたしは高校生の頃に授業で戦争のドキュメンタリー映画見てから、明確に反戦派だと思って生きてきたんだけど、
戦争を起こす人が必ずしも戦いを望んでいる訳じゃないんだって、なんかハッとさせられたんだよね。

戦いから得る何かを望んで戦うというよりも、
平和を強く望んだ人が戦争起こすしかなくなる(?)って状況が起こるのかなって。

正直ここらへんが出てきた時は泣けなかった。怖くて固まってた。
私は戦争や差別をを経験してないからこそ気がつけなかった部分だったし、甘かったなって。

そして、だとしたら、

戦争しちゃいけない
今の社会は生きづらい
みんなが幸せであって欲しい

って、こんな風に普段から思っている自分は、かえって1番戦争を起こすタイプの人間なのかもしれない

って、本当に怖くなった。

エレンとラムジー(難民テントの少年)のエピソードが、このことを顕著に表してたと思うんだけど、

つまり、1人の少年を助けられる優しさを持ってる人間でも、大義のために虐殺できるってこと。

なにより、私は進撃読んでて最初っから
なんとなくだけど自分って人間性がエレンに似てるよなぁって
思ってたんだよ…
理想主義者だし、勢いバカって感じで……

なんだかなぁ…
勝手に自分も悪者な気がして
病んじゃった🥲

正義ってほんと人それぞれで、難しいね。
SNSとか見てると、サシャ殺したからガビが許せないって意見が多くて
それも本当に怖いこと。
ガビが育った環境とそれに至るまでの経緯を丁寧に説明されても、
失った命は帰ってこないし、その命を奪った言い訳にはならない。
そして、そんな恨みの連鎖・渦の中に
読者の一部も、もういるんだよ。

そして、私も、きっとこの渦の中の一人だ、
だって、虐殺犯の一派である調査兵団のこと、
私は大好きだもん・・・

言葉にならんわこんなん・・・🥲

私にとっての新たな視点と考えが生まれたわ

こんな重たいことも考えちゃう進撃の巨人、影響力えぐい🥶

でもね、この物語の視聴者として与えられた使命は
キャラクターたちの人生を通して、いっぱい感情移入して、考えること
だと思うので
あーだこーだ考えまくって解釈してくことに
心臓を捧げたいと思います🤜👩🏻‍💼笑

続く!

>>>>次↓
③解釈が無限大すギルって話と、ワンピとテーマ被ってるよねって話

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