ブルースギターのお勉強メモ1

はじめに

音楽初心者です。
ギターで、ジャラーンとコードを鳴らすくらいは出来るといった感じです。

ブルースの本とか、ネットとかを読んで情報をまとめつつ、今後の役に立てたらいいなと思っています。

色々勉強しながら、加筆修正していきます。

ブルースとはどんな音楽?

ブルースの「ブルー」は、孤独感や悲しみを表したりする「青色(ブルー)」のことなんだそう。

孤独感や悲しみを表現する独唱歌、それがブルースなんだよ。とWikipediaにかかれてしました。

「BLUE…BLUE…堕天使BLUE
そう孤独に凍えた色さ」

とLuciferも歌ってました。
ブルースってきっと、そんな感じです(そんな感じか?)

どんな特徴があるの?

もう少し具体的に。

独唱歌というだけあって、歌モノになります。そいで、歌詞は身近な出来事、感情を表現したものが多いそうです。

色々お決まりのパターンみたいがあるようなのですが、ブルースギターのお勉強ということで、要点を絞って進めていきたいと思います。

特徴その1、12小節

基本的な構成として、12小節(ブルース形式)で綴られることが多いそうです。「1、2、3、4」と4/4の手拍子を12回繰り返すってことですかね。

ブルースでは、この12小節をひたすら繰り返して曲を進行していきます。(エンディングだけちょっと変わる)

コード進行の例です

Ⅰ→Ⅳ→Ⅰ→Ⅰ
Ⅳ→Ⅳ→Ⅰ→Ⅰ
Ⅴ→Ⅳ→Ⅰ→Ⅴ

※1行目2小節目はⅠでも可
※3行目2小節目はⅤでも可
※3行目4小節目はⅠでも可

具体的にコードで記すと、

A7→D7→A7→A7
D7→D7→A7→A7
E7→D7→A7→E7

みたいな感じになります。
※7thのコードなのは、その方がブルースっぽいからです (哀愁感)

さて。

上に書いたⅠ、Ⅳ、Ⅴというのは、なんぞやという話です。

ⅠとかⅣとかⅤというのは、Aがキーの場合にA、B、C、D、E、F…とアルファベットを順番に並べたときの、アルファベットの出てくる順番のことですね。

たとえば、CがキーならばC7=Ⅰ、F7=Ⅳ、G7=Ⅴになります。はい。

で、コード進行に使われているコードには、それぞれ役割があって、

Ⅰ: トニック
Ⅳ: サブドミナント
Ⅴ: ドミナント

というように呼びます。

まあ、ブルースは12小節の繰り返しで、コード進行もお決まりのパターンがあるんですよ、というお話でした。

コード進行の役割

コード進行についてです。
トニックやら、ドミナントやら。

トニック
最も落ち着く

サブドミナント
少し不安定

ドミナント
とても不安定

以上がコードの役割となります。
これを踏まえた上で、ブルース形式のコード進行を確認してみましょう。

と。

さらっとコード進行の説明がありましたが、全く意味が分かりませんね。

落ち着くとか、不安定とかなんだよ、みたいな。自分は全く意味が分かりませんでした。(未だによく分かってない)

コードの役割について、自分がお友達から教わったり、ネットで記事を読んだりしたときの説明で多かったのは、漫画とかテレビドラマとかの起承転結みたいなもんだよ、という話です。

以下、例え話です。

小学生のときの挨拶で、「起立、礼、着席」をピアノの伴奏で「チャーン、チャーン、チャーン♩」みたなのがあったはずですが、これのコード進行が、

Ⅰ(トニック)→Ⅴ(ドミナント)→Ⅰ(トニック)

になります。
トニック(最も落ち着く)で始まって、ドミナント(とても不安定)を経由して、トニック(最も落ち着く)で終わります。

この「起立、礼〜」で、例えば最後の着席のときのチャーン♩がなかった場合。

「起立!」チャーン♩
「礼」チャーン♩
「着席!」し〜ん…

※頭の中で想像するか、C→Gを弾いてみて下さい

なんか足りないというか、中途半端で落ち着かない気がします。なぜならばドミナント(とても不安定)で曲が終わってるからです。

みたいな。

Ⅰ→Ⅳ→Ⅴのコード進行で「起立、礼、着席」をやってみても面白いかもしれないです。途中までカッコいいんだけれど、最後落ち着かなくて「も…もやーーーん!!」としそう。

全然不安定に感じない…という人もいるかと思いますが、大体の人がそう感じるので、とにかくドミナントというのは、とても不安定なのです。

算数の授業で、2つの粘土持ち出して来て「1+1=1の場合もあるんだよ!グチャァっ!」と粘土を一つにまとめるみたいな、そういう少数派の人もいると思いますが、勉強の効率が悪くなるだけなので、無視した方がいいことは無視したほうがよいのです。
音楽もきっとそんな感じなのです。

とにかくトニックは安定感で、ドミナントはとても不安定というお話でした。

自分もコードについてはまだ勉強中なので、投げやりな説明になりましたが、ふわっとでもコード進行の役割を覚えておくとよいかもしれないです。

別途記事を書いてまとめたいな。

ブルースのコード進行

はい。

というわけで、コードの役割を知った上でブルースのコード進行をもう一回見てみましょう。

Ⅰ→Ⅳ→Ⅰ→Ⅰ
Ⅳ→Ⅳ→Ⅰ→Ⅰ
Ⅴ→Ⅳ→Ⅰ→Ⅴ

曲の展開を起承転結とした場合、下記のようになります。

(起)Ⅰ→Ⅳ→Ⅰ→Ⅰ
(承)Ⅳ→Ⅳ→Ⅰ→Ⅰ
(転)Ⅴ→Ⅳ→(結)Ⅰ→Ⅴ

起がトニックで始まって、承が少し不安定なサブドミナント。転でとても不安定なドミナントとなっています。

結はトニックから始まってますが、最後の12小節目にドミナントを持ってくることで、自然と1小節目(トニック)に戻りたくなるように作られています。

ブルースでは12小節をひたすら繰り返す、と書きましたが、この最後にドミナントがくる流れが、ブルース進行の曲が12小節を繰り返したくなる仕組みなのです。

次回

とりあえず、今回はブルースの「特徴1、12小節」ということを学びました。
次回は「特徴2、リズム」の勉強をまとめたいなと思います。

まったり勉強していきましょう〜。

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