つながりって、多い方がいいの? 決裁者マッチング10年の洞察

お世話になっております。
オンリーストーリー代表の平野です。

決裁者マッチング一筋10年やっている中でよく聞かれるのが、
『決裁者のつながりって、もっと増やすべきでしょうか?』という質問や、
『決裁者同士でつながって話すだけでは、時間取られるだけで意味なくない?』
といった意見です。

そもそもつながりについてお話しする機会があまりないなと思うので
今日は少しお話しようかと思います。

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『良いつながりと悪いつながり』

前提として、私個人としてはつながり=良いものとは考えていません。

というのもつながりにも2つあると思っていて、
それが

資産性の高いつながり
負債性の高いつながり

です。
さて上記はどういうことかというと

『投資したもの(時間やエネルギー等)』
に対しての、
『リターン(ビジネスメリットや学び刺激、楽しさ等)』

がプラスになるものを、資産性の高いつながり。
マイナスになるものを、負債性の高いつながりと呼んでいます。

当たり前のことですが、負債性の高いつながりは作らない方が良いですし、
資産性の高いつながりはどんどん作っていったほうが良いと考えています。
*ただしリターンの時間軸が必ずしも短期じゃない点に注意。

例えば、

『つながっていても愚痴や悪口ばかりの付き合いで、長い時間使い、自分が嫌だなと思っているけど、つながっている』
『失礼な対応してしまわないかすごく気を使ったりしていて、一緒に居ても楽しくない。。』
『SNSでつながっているけど、アンチコメントややっかいなやりとりが高頻度で起きて頭引っ張られてて。。』

みたいな場合は、その人にとって、負債性の高いつながりといえるかもしれません。

*ちなみに上記で、『その人にとって』という表現をしたのは、それを決めるのはその人自身だからです。
 自分にとってプラスが大きいのであれば、それもそれで良いので。


そのうえで、最終的にその人が持っているつながりの密度が大事になると思っていて。

(資産性の高いつながりの数×質)-(負債性の高いつながりの数×質)

みたいな形であらわされるのかなーと。
その中で、数重視傾向の人や、負債性を除去するのを重視する人
などは、その人の思想や価値観に準拠し、配点の比率が違うようなものなのかなーと。

【気を付けていること】

さて、そんな『つながり=良いわけではない』と言っている一方で、私達自身は、決裁者マッチングの事業をしています。

じゃあ平野よ、おまえ資産性高いつながりつくれてんのかよ!

と言われると、まだまだ道半ばであり、日々精進している今日この頃でございます。。

ただどんな点を意識しているのかは、多少話せるかとも思うので、
ここでは、資産性を高めるためにどんな工夫をしているのかを、
いくつかの観点から書いていければと思っています。


全部話せないので、今回は弊社主催の経営者会について話していきます。

まず、弊社ではクローズな経営者会を、月に4~6回ほど開催しています。
1回あたり7~10人くらいで、開催しています。

自分でいうのもなんですが、参加者満足度が毎回とるアンケートで高かったり、そこからビジネスにつながるケースが多いのも特徴かと思っており、多少は資産性高いつながりがつくれているのかなと。

その際に気を付けていることとして具体的には

・参加者がかぶらないようにする×回数を多くすること
・審査制にしていること
・人的なつながり+学びが得られるようにすること
・ラベル軸とレベル軸で区切ったテーマを決めること

などを気を付けています。そのうえで全部解説すると長くなりすぎるので、資産性と関連も深い、ラベルとレベルについての話について下記書いていきます。
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『ラレベル=ラベル×レベル』

 
・ラベルとは
例えば僕は以前、ベンチャー稲門会という、早稲田卒経営者会の、初代事務局長をしていました。

で、「早稲田卒の経営者会」とかになっていくと、経営者×〇〇ってところで早稲田っていう2個の共通項ができるわけです。そうすると、帰属意識とか一体感とか仲間意識みたいなのが芽生えていったりすると。

このラベルのセグメントが大きければ大きいほど、一致する人は集まりにくいが一致した場合はめっちゃ「おぉ〜仲良し!」ってなる度合いが増えるようなものなのかなと思っていまして。

他にも、釣り好き経営者会とか麻雀好き経営者会とか、そういうラベルですね。そのラベルにおいては、規模とかは別に関係ないですし、ラベルや共通点を通じて、規模などの垣根を超えられるのがメリットです。

・レベルとは
これも色々な軸がありますが、経営でわかりやすくいうと、フェーズや規模だったりします。

ポケモンで言うと、ヒトカゲなのかリザードンなのかリザードなのか。
それが従業員規模だったり売上や利益だったり、僕らで言うと例えば、ゴーゴー会っていう従業員数50名以上か5億円以上の売り上げの経営者会っていうのをしていて、そういう軸で分けたりしています。

同じ規模やステージだからこそ話せることやかぶる課題感があります。
ラベル軸では、規模やステージを超えたつながりにメリットがある一方で、レベル軸にはこういったメリットがあります。

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そういったラベル性やレベル性が合うと、同じ投下した時間に対しても、得られる学びや刺激や楽しさ、関係の深まり度合いが高く、資産性が高くなるよなーということを、思ったりしています。

僕たちオンリーストーリーは、『経営課題を解決しうるつながりをつくる』ということを掲げているので、より資産性の高いつながりをつくれるように、頑張ります。

また、今日話したつながりは、ビジネスだけでなく、友達、親族、恋愛、様々なシーンにおいて汎用的な要素かなとおもいます。
*そのそれぞれにおいて、資産性の定義が変わるだけであると思っているので、色々なシーンで生かしてみてもらえたらと。

本当は

・負債性が高いつながりをどう損切りするべきか
・資産性の定義とは
・時間軸と共に良いつながりは変わるの?

等々、たくさん書きたいのですが、長くなりすぎるのでこの辺で。少しでも読んだ方の学びになってもらえたら、幸いです。

プチ宣伝

最後に、弊社では上記のような点に気を付けながら、
決裁者のつながりををつくっています。

・経営者会の参加
・経営者マッチングプラットフォームを通じた商談獲得
・裏メニュー的な新プラン
等々多数選択肢があります。

興味ある方は、
https://timerex.net/s/ChiraCEO/32b0e98a
から私が直接MTG対応させて頂きます。

<条件>

  • 従業員数10名以上

  • 執行役員以上(100名以上企業の場合は部長以上)

よろしくお願いします。

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平野哲也:オンリーストーリー代表
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