『処刑人ソガの凄まじい人生』 オンリー・ハーツ
今年2020年に続編公開も待機している、実話に基づいたクライム・アクション！ドミニカ地球映画祭最優秀作品賞・観客賞他各国映画賞多数受賞。
TVシリーズ『Hawaii Five-o』『ロー&オーダー』『ブラックリスト』等で活躍する主演のマニー・ペレスはドミニカ出身。彼自身が、母国で体験した実話を基に原作のストーリーを書き上げた。
今年2020年にはマニー・ペレス監督・脚本・主演で続編「La Soga2」が製作され、公開が待たれている。
●ストーリー
ドミニカ・サンティアゴの無法地帯、肉屋の息子ルイシトは、10歳の時に目の前で父親を殺された。20年後、コロン将軍によって国家警察の殺し屋に仕立て上げられた彼は、犯罪者を容赦なく射殺する処刑人「ソガ」として恐れられていた。だが、幼なじみのジェニーと再会し、恋に落ちたルイシトは、父を殺した麻薬ディーラー、ラファへの復讐を遂げたら足を洗おうと決意する。そんな折、コロン将軍の国家的裏切りに気づいた彼は、不正と陰謀を暴くため、最後の危険な賭に出る…。
監督・編集：ジョシュ・クルック 脚本・原案：マニー・ペレス
製作：ジョシュ・クルック／ジェフ・クルック／マニー・ペレス
出演：マニー・ペレス／デニース・キュノネス／ファン・フェルナンデス／ポール・カルデロン他
2009年/ドミニカ共和国/102分/スペイン語
『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』というドミニカの作家のピュリツァー賞受賞本があり、邦題はそれを引用したのです。というのもこれがドミニカ映画でソガという男の想像を絶する人生を描いていたから。後で知ったけど、「デヴィッド・ボウイの愛読書100冊」の中にこの本は入っている。クーデターと内戦に明け暮れたカリブの国の、魔術的で土着的でエネルギー半端じゃない実話？アクション映画。（奥田真平）
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