『ネコのミヌース』 オンリー・ハーツ
オランダ・アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀女優賞受賞!
これは世界で一番シアワセなネコのお話です。
モントリオール国際子供映画祭をはじめ数えきれないほどの世界各国の映画賞に輝く名作。
本国オランダで動員記録100万人という空前の大ヒットをした本作品は、子どもから大人まで一緒に楽しめるハートウォーミングな“ネコ”コメディ!
●ストーリー
引っ込み思案な性格のため、特ダネがものにできない新聞記者のティベ。ある日木に登ったまま降りられなくなっってしまったかわいい女の子ミヌースを助け、ひょんなことから一緒に住むことになる。だけどこの女の子、屋根にのぼったり、魚を素手で食べたり、顔をひっかいたり、ちょっと様子がおかしい。そう……ミヌースはある日突然ネコから人間に変身しちゃった女の子だったのです!
監督:フィンセント・バル/ 製作総指揮:ミヒール・デ・ローイ&ヤン・ルルフス/ 製作:バーニー・ボス/ 原作:アニー・M.G.シュミット/ 脚本:タマラ・ボス&バーニー・ボス&フィンセント・バル
出演: カリス・ファン・ハウテン/テオ・マーセン/サラ・バンニール/ピエール・ボクマ/マリサ・ヴァン・エイレ他
2001年/オランダ/83分
ユニセフ調査で「世界一子供が幸せな国」オランダ。この国の子供向け映画はほんとうにステキ。自由、冒険、友情、多様性、環境、家族といった内容がただ甘ったるく語られるんじゃなく、不都合な大人の事情や不運、死だってズバッと出しちゃう。が、センスいいというか、鮮やかな色合い、メルヘンな風景のせいもありカラッとしていて結局は楽しくなる。「ネコのミヌース」は、イヌだって大人だって好きになってしまう。(奥田真平)
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